メルカリがマーケティングの先生? ①

ネットの通販ではどこから購入していますか? 売ったりもしていますか?

私は、yahoo、Amazonで購入はしていますが、販売をしたことはなく、メルカリを使ったことはありませんでした。

使い始めたのはまだ最近、2020年の夏くらいからです。

私は、それまでメルカリには全く興味がなかったのですが、コピーライターのTさんの本に、「販売の経験のない人には、メルカリでもいいから何か売る経験を積んでください」と書かれていたので、なるほどと考えました。前職はB to Bの営業職でしたが、B to Cの経験はほとんどなかったので、興味が沸いてきたのです。

登録して、始めるのは簡単でしたが、だんだん本に書いてある意味が分かってきました。

購入する分には、amazonとさほど変わりませんが、販売するには結構「心理的」ハードルがあったのです。売り物は持っている「本」にしようとは決めていましたが、

 どんな手続きなのだろう?

 写真はどうするのだろう?

 どういう説明がいいのだろう?

 梱包はどうするのだろう?

 送料はどうするのだろう?

 いくらにすればいいのだろう?

 相手とのやり取りはどうするのだろう?

などと、次から次へと疑問が浮かび、なかなか「売る」前の「出品する」という行動に移れないのです。メルカリも広告を打って、盛んに売りましょうというアピールしていましたが、

営業経験のある私ですら、心理的ハードルがあったのですから、他にも抵抗感のある人は多いと思います。

では、どうやって克服したのかといいますと、ドコモショップで開催しているメルカリ教室に申し込み、根掘り葉掘り聞き、梱包方法などは、YouTubeなどを見て、「やり方」を理解し、心理的ハードルを順番に下げていき、ようやく「出品」にたどりつけたのでした。

初めての出品では、値付けは同じような本が並んでいたので一番安い値段に設定したところ、5分で売れてしまいました。しばらく、5冊ぐらいの本が立て続けに売れました。

簡単に売れるもんですね。でも今にしてみると、値付けが安すぎたんですね。

この時には、単純に売れたことに大喜びしていました。

自分にとっては、こんな小さなことでも「売る」という最初の一歩を踏み出せたのが嬉しかったのです。

次回は、メルカリ出品の工夫を伝えていきたいと思います。

では、また。