飼い犬に噛まれて、やっとわかった!

 冬が本格的になってきましたね。

 いきなりの質問ですが、あなたは犬を飼っていますか?

 もしも飼っているとすれば、散歩はどうされていますか?

よく聞く、童謡「ゆき」の2番の歌詞では、

  雪やこんこ あられやこんこ

  振っても降っても まだ降りやまぬ

  犬は喜び 庭かけまわり

  猫はこたつで丸くなる

とありますが、犬は真冬でもどこでも元気はつらつで、雪の中でも走り回っているイメージですね。あなたはどんなイメージを犬にお持ちでしょうか。

 でも、最近ちょっとした事件が・・・、

 寒い日でしたが、天気がよかったので、我家の犬を散歩に連れ出そうとしたところ、「ウーッ」、「ウーッ」と何度も吠えられ、無理やり掴もうとしたところ、「ガブッ」と手を噛まれてしまったのです。

 小型犬で、もともと散歩に連れて行ってもすぐに家に戻りたがるほど、外出を怖がるようなところもあるのですが、この日はちょっと違っていたようです。

 手の痛みに耐え、「どうしてやろうか」と頭に来たのですが、頭を冷やすために一人で外を散歩にでかけました。「何で手を噛まれないといけないか」と、ブツブツ独り言を言いながらしばらく考えていましたが、少し思いついたことがありました。

 家に戻りネットで調べてみると、小型犬は散歩を嫌う犬もいるとのこと。特に冬場の散歩を嫌う犬もいるとのこと。やっぱり寒いから、外に出たくなかったようです。

 もちろん、小型犬でも冬の散歩が大好きな犬もいます。

 しかし犬の世話を全部カミさんに任せて、長い間自分の犬が「大の寒がり」だったことに気が付かなかったのは、飼い主としてお恥ずかしい限りです。

でもこれって、犬だけの話じゃないですよね。

人間でも同じような話はありませんか?

しっかり相手を観察しないと、思い込みで突っ走ってしまうことがあります。

1対1のセールスの場面であれば、直接相手の反応を確かめながら対応することはできますが、マーケティングの世界では、マスの世界になるので、お客さんのことをある程度は想像していると思うのですが、「お客さんってこういうもの」という、“先入観” の悪魔のささやきに気をつけないといけません。

そういう時は少し冷静になって、“相手にとってHappyなのはどっち?” という天使の声に耳を傾けることが必要です。

はい。今日もまた自分の「弱いところ」を見つけてしまいましたね。

それでは、また。