“感情” のフレームワーク 1 数字の落とし穴 ③ 「平均回帰」


こんにちは。やまおか きよし です。


人間の活動の中で、ビジネスにはビジネス・フレームワークがありますが、“感情”にも

フレームワークがあります。

これから順番に紹介していこうと思います。

あなたも “感情” について一緒に考えていきませんか?





1 数字の落とし穴 

③ 「平均回帰」


データは平均に向かって動く。サイコロを例にいうと、最初に5が出ると、

次に出る可能性は「5より小さい数が出る」可能性が高い。

同様に2が出た次の可能性は「2よりも大きい数字が出る」可能性が高い。

サイコロの出る数の理論的平均値は(=(1+2+3+4+5+6)÷6)=3.5となる。





ビジネスとの関わり


対処方法を知ることは、“直感のワナ”を味方に変える。

自分自身、社内のメンバーの思い込みを防ぎ、お客さん、関係する会社との関係の維持や実績を上げていくことに有意義であると考える。


モノやサービスを売っていく上で、売上に寄与したのは販売促進活動なのかどうか、冷静に見てみる必要がある。

売り上げの変動には、季節要因、消費者心理、経済状況、価格の高低など、複数の要因が考えられる。

いろんなキャンペーンを行ったとしても、平均回帰の統計的性質がある。

「1回目の結果が特別に良い場合や、悪かった集団は、

2回目には1回目よりも全体の平均値に近くなる」ということを分かった上で、

販促の効果がどの程度あったのかどうかの検討をしていくと、間違いが少ないと思われる。





あなたの周りで、“平均回帰” と思われる事象はあるでしょうか?






(参照文献 「人は勘定より感情で決める」柏木吉基)





ではでは



やまおか きよし

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