“感情” のフレームワーク 4 捉えどころがもたらす落とし穴 ①「フレーミング効果」
こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
やまおかきよしです。
人間の活動の中で、ビジネスにはビジネス・フレームワークがありますが、“感情”にもフレームワークがあります。
あなたも “感情” について一緒に考えていきませんか?
①「フレーミング効果」
フレーミング(framing)とは、「枠にあてはまる」こと。
同じ現象でも、どのような「枠」に当てはめるかによって、その人の印象や受け取り方に違いが出てくる。
「同じ内容でも、表現の仕方によってポジティブにもネガティブにも自由に変換」できるとも言える。
内容は同じなのに印象が変わる
A) 「調査で4人に3人が選ばなかったことがわかった」
B) 「調査で4人に1人は選んだことがわかった」
は、同じ25%の確率であるが、
Aは、「そんなにたくさんの人に選ばれなかったのか」というネガティブな印象となり、
Bは、「4人いたら1人はそれを選んだのか」とポジティブな印象となる。
ビジネスとの関わり
対処方法を知ることは、“直感のワナ”を味方に変えます。
自分自身、社内のメンバーの思い込みを防ぎ、お客さん、関係する会社との関係の維持や実績を上げていくことに有意義であると考えます。
ポジティブに変換するフレーミング効果
ネガティブフレーム
C)「上記が不要というご判断であれば、そちらに対しての説明を取りやめ、私の訪問もキャンセルします。」
↓
ポジティブフレーム
D)「上記の意図に賛同していただけるのであれば、目的達成のために出張することにいたします。」
ポイントは、「不要」、「キャンセル」というネガティブ表現から、
「賛同」、「出張する」というポジティブな言葉を使って、
「自分はあくまで目的達成を優先し、サポートしたいのです」
という前向きなイメージを強調することができる。
メールの「送信」を押そうとした瞬間、思いとどまって表現を変えたことがありますか?
(参照文献 「人は勘定より感情で決める」柏木吉基)
ではでは
やまおか きよし
営業戦略を見つけるコピーライティング Office Kiyoshi
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