“感情” をビジネスに! ポジティブ編 P-19「勇気」


こんにちは。 やまおか きよしです。


人間の活動の中で、“感情” は “論理” を上回り、ビジネスにおいても大きな影響を与えるものと考えます。

これから順番に紹介していこうと思います。

あなたも “感情” について一緒に考えていきませんか?





その他の感情 ポジティブ編 P-19「勇気」


「勇気」とは、

恐怖や不安、ためらいといった感情を抱きがちなことに対し、恐れずに向かっていく、積極的で勇ましく、強い心。





「勇気」の実情


「勇気」、「勇気ある行動」とは何か

「勇気」という言葉はたいてい、プラスの意味で用いられる。

しかし、勇気とはどんな感情を指すのか、正確に把握している人はいない。

子どもが川で溺れ、自分が泳げないAさんが、川に飛び込んだとすると、人はAさんのことを「勇気がある」と評価を受けるかもしれない。

しかし、見方を変えると、Aさんは単にリスクの計算ができない人、リスクの計算を間違っている人ともいえる。



成功する可能性とリスクの兼ね合いによって、「勇気」の度合いが決まる


ある目的のために行動する時、成功する可能性とリスク、どちらの方が高いか、その両者の兼ね合いこそが、「勇気」なのかそうでないのかを決める。

成功する可能性よりもリスクの方がはるかに高いのに、行動を起こすことは、勇気などというものではなく、「無謀な行動」でしかない。

本当に「勇気がある」といえるのは、目的が達成できる可能性よりも、リスクのほうが少しだけ上回っているとき、人はそれを「勇気」、「勇気ある行動」と呼ぶ。



「勇気ある行動」をとるとき、人は脳内報酬を受け取っている


リスクがあるのに行動を起こすとき、人は必ず「脳内報酬」を受け取っている。

たとえば、紛争地帯など、危険とされている場所にボランティアに行くのは「勇気ある行動」とされ、脳内にはたいていドーパミンやセロトニンが分泌され、本人は「自分は立派なことをしているのだ」という満足感を得ている。



リスク度外視の行動をとる人は、洗脳されている


どう考えてもリスクの方がはるかに高いのに、無謀な行動を起こすときは、脳内にドーパミンやセロトニンが過剰に分泌されている可能性が高いと言える。

そのような人は、たいてい何らかの「宗教」に洗脳され、ドーパミンが大量に出るように訓練されてしまっている。

宗教のために自爆テロを行う人や殉死する人、

会社のため、リスクが高いことに挑戦するサラリーマンは、「会社教」に洗脳され、

お笑いのために体を張る芸人は、「お笑い教」に洗脳され、

戦場や危険な場所に行くジャーナリストは、「ジャーナリズム教」に洗脳され、

お金の為なら何でもやる人は、「資本主義教」に洗脳されているといえる。





「勇気」という感情と付き合っていくには?


「勇気」という言葉のイメージに惑わされない


「勇気」は、実際には、単に脳内報酬がリスクを上回っただけの現象にすぎない。

つまり、勇気などという感情は存在せず、「勇気を出す」ことは、偉いわけでも何でもない。

自分が「勇気を出そうとしている」と感じたときは、まずリスクを課題評価もしくは過小評価していないか、しっかり考えることが必要である。



洗脳状態にないか自分を見つめ直す


リスクが著しく高いのに、「勇気を出そう」としているときは、何らかの価値観に洗脳されていないか、もう一度自分を見つめ直すべきである。

脳内報酬はしょせん、脳内報酬でしかなく、リスクと引き換えに得られるものが、本当に自分にとって価値あるものかどうか、あらためて考えることが必要である。





ビジネスとの関わり


対処方法を知ることは、自分自身を守り、精神的安定に役立つ。

お客さん、関係する会社、自分の社内のメンバーとの関係維持に役立つ。


「勇気がある」という脳内報酬は、容易に人に過剰なリスクを取らせる可能性がある。

社会常識や、コンプライアンスを無視し、会社員の場合は過労死につながることもある。

あくまでも、目的が達成できる可能性よりも、リスクが少しだけ上回っているなど、冷静に判断すべきである。

脳内報酬のために、自分の残りの人生、自分の命と引き換えにすることがないように、従業員も管理職も十分考えていくことが重要である。





あなたにとって、「勇気ある行動」と「無謀な行動」の境界線はどこでしょうか?





(参照文献 「感情」の解剖図鑑 認知科学者 苫米地英人)



ではでは



やまおか きよし

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