9  第一章 生命の力 その3


運命を拓く 天風瞑想録” の学び


こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおか きよしです。


中村天風をご存知でしょうか。

名前ぐらいは聞いたことがあるでしょうか。
大谷翔平が愛読していることで有名かも知れません。

この方は、日本だけではなく、数多くの『人物』に、
大きな影響を与えた英傑と呼ばれています。

「運命を拓く」を学び、人生のあり方を一緒に考えてみませんか。





運命を拓く 瞑想録
9  第一章 生命の力 その3


心とは何か

心というものは、人間の生命の本質であり、
絶対に眼に見えない霊魂という氣の働きに対する名称である。

心の行う思考は、すべて個人の命の原動力となっている霊魂を通じて、
その霊の本源たる“宇宙霊”に通じている。

しかもこの“宇宙霊”は一切の万物を創造するエネルギーの本源である。


絶対関係

思考は人生を創る、という絶対関係を揺るぎないものにすれば、
宇宙エネルギーの受入量が多くなり、
人間は期せずして、生命の強さを自由に獲得することができる。

この偉大な事実が正確に悟れると、人間自体の生命の力の認証を
最高度に引き上げた考え方を、心に堅持することができるようになる。


宇宙の真理

心が積極か、消極かという態度に応じて、“宇宙霊”はそれに順応して働き出し、
その人の人生を良くも悪くもするのである。

この悟りが、本当に正確のものになればなるほど、
健康も運命も、何も特別な手段を施すまでもなく、
完全になるのが自然の作用であり、宇宙の真理である。


元気という氣

いつも「清く、尊く、強く、正しく」
という積極態度で終始しなければならない。

そうすれば、自分でも不思議なほど、元気というものが沸き出てくる。

そして元気つまり元の氣が、直ちに「先天の一氣」を呼び寄せ、
つまり原動力となり、健康的にも、運命的に、
すべてのことが、完全に解決されてくる。

とにかく、元気はつらつたる状態で活きることこそ
最も必要かつ大事なのであるから「自分は力だ」ということを、
断じて忘れてはいけない。


力の誦句(しょうく)

私は、力だ。
力の結晶だ。

何ものにも打ち克つ力の結晶だ。
だから何ものにも負けないのだ。

病にも、運命にも、
否、あらゆるすべてのものに打ち克つ力だ。

そうだ!
強い、強い、力の結晶だ。





いかなる時も、「元気です!」と言い切りましょう!


(参照文献 「運命を拓く 天風瞑想録」 中村天風)




ではでは



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