お客様を成功に導くIBMの会議手法CPS(カスタマー・プランニング・セッション)③

~セッション準備~ 戦略策定セッションの場合

こんにちは。

セッションの準備について、考えていきましょう。

事前準備

最初に事務局を作ることが必要です。

メンバーの選定、セッションリーダー(ファシリテーター)の選定、スポンサー(多くは部門などのTop)との調整と実施の承認

検討したいテーマの決定

事務局リーダー、Top、セッションリーダーで何を議題にするのかを検討します。

Ex. 中期プランを作成したい、部門の問題点の解決など、セッションの目的を明確化します。

セッション参加メンバーの選定と参加依頼

事務局はセッションを実施するにあたり、組織Topの承認を得た上で、関係メンバーに参加の依頼を行います。

開催場所の確保

自社の会議室などがあればいいですが、研修施設、もしくは2泊3日で会議室つきのホテルで缶詰めになって検討するのもおススメです。

用意するもの

イーゼルボード

フリップチャート(用紙)

ホワイトボード

マグネット

サインペン

マジックインキ

ポストイット

半円形での椅子の配置

事務局用アジェンダ

書記

PC

全体配置

全体配置については、図のように必要なものを配置していきます。

重要なのは参加者の前には机は置かず、メモを個人で取らないで、セッションに集中していただくことです。

必要なことはすべて、セッションリーダーが記入していきます。

(CPSの会議室における配置図)

事務の書記の方は、フリップチャートやホワイトボードに記入されている内容をそのままどんどん、WordやPower Pointなどに記入していきます。

必要に応じ画像を写真にしていく方法もあります。

尚、タイムスケジュールの管理も事務局の役割にしたほうがよいと思います。

セッションについてのご興味がある方は、下記にご連絡ください。


ではでは。


やまおか きよし