中華屋さんの逆転ホームランの日
先日妻と出かけた、最寄りの駅の近くの中華屋さんの出来事です。
このお店は大きな餃子で大変美味しい私の好きな店なのですが、追加で餃子を頼むとこの日は珍しく火の通りが悪く、一口食べると中のアンが少し冷たかったので、妻と顔を見合わせてしまいました。
言うべきかどうか迷っていたのですが、妻が一声「焼き直してもらえませんか」と伝えたところ、何か反論でもされるかなと一瞬身構えたのですが、何も聞かず快く対応してくれました。
“中身が冷たくて火が通っていない” とういう説明は一切していないにもかかわらずです。
しばらく待つと先ほど食べた個数に関係なく、1人前の個数でアツアツの餃子が出てきました。そして会計の時には「すみませんでした」という言葉と共に次回に使えるドリンクのサービス券までくれたのです。元々味には満足している店でしたが、妻と私は今回の対応で一気にファンになってしまったのです。
もしも最初の冷たい餃子を”迷ったまま何も伝えず我慢して食べて”いたら、もう2度とこの店を利用することはなかったでしょう。
今回の出来事の教訓は、消費者とはそれほど”デリケートな一面”があるということに気が付いたことです。
これが売る立場で考えるとどうなるでしょう?
少しの対応の仕方やコトバの使い方で、“お客が離れていく” のか、“ファンになる” のか天と地ほどの違いが生まれるという境目があるということです。
いやー、コトバの使い方は重要ですね。日常生活でもマーケティングの勉強するネタは転がっているものですね。
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