“感情” をビジネスに! ネガティブ編 その17「落胆」
こんにちは。 やまおか きよし です。
人間の活動の中で、“感情” は “論理” を上回り、ビジネスにおいても大きな影響を与えるものと考えます。
これから順番に紹介していこうと思います。
あなたも “感情” について一緒に考えていきませんか?
ネガティブ編 その17 「落胆」
「落胆」とは、
物事が期待通りにならなくて、がっかりすること。失望すること。
思わしくない結果が出て、他人のせいではなく、「良く考えると、自分の想定や分析が間違っていた」とわかり、それを受け入れた時、人は落胆する。
「落胆」のメカニズム
人が落胆するのは、ゴールを達成できなかったとき
人が落胆するのは、
「絶対に合格できると思っていた試験に落ちてしまった」、
「絶対に脈があると思っていた相手からフラれてしまった」など、
自分が想定していた通りの事態が起きなかったとき、つまりゴールが達成できなかった時。
「自分のせい」と思う気持ちが落胆を生む
落胆は、「試験に落ちる」、「告白に失敗する時」などその事態が、自分のせいであるときに限定する。
落胆がすると、前頭前野がきちんと働いておらず、冷静さを失いIQが下がる。
一方、突然の天災で交通機関が乱れ遅刻し、動揺して試験に落ちる場合、
恋敵のひどい妨害のせいで告白が失敗するなど、
予測不可能な出来事や他人のせいでゴールが達成できない場合では人は落胆しない。
「落胆」をコントロールするには?
正しいゴールを設定し直す
たとえ自分のせいでゴールが達成できなかったとしても、落胆する必要はない。
当初の想定や分析が間違っていたなら、
「自分らしくない」と考えて正しいゴールを設定し、そこへ向かって再び努力するだけでいい。
ビジネスとの関わり
対処方法を知ることは、自分自身を守り、精神的安定に役立つ。
お客さん、関係する会社、自分の社内のメンバーとの関係維持に役立つ。
自分が落胆するような状況、
「想定や分析が間違っていたため、取れると思っていた契約が取れなかった」、
「勝てると思っていたプレゼンに勝てなかった」など、
必ず誰か他人に迷惑をかけているので、
自分に冷静さを取り戻し、
「力足らずで迷惑をかけて申し訳ない」と関係メンバーに伝える。
そうすることで、関係性が維持もしくは強化ができる。
予測不可能な出来事や、他人のせいでゴールが達成できなかったことを、自分のせいにして落胆していることはありませんか?
(参照文献 「感情」の解剖図鑑 認知科学者 苫米地英人)
ではでは
やまおか きよし
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