12 第二章 人生を支配する法則 その3


運命を拓く 天風瞑想録” の学び


こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおか きよしです。


中村天風をご存知でしょうか。

名前ぐらいは聞いたことがあるでしょうか。
大谷翔平が愛読していることで有名かも知れません。

この方は、日本だけではなく、数多くの『人物』に、
大きな影響を与えた英傑と呼ばれています。

「運命を拓く」を学び、人生のあり方を一緒に考えてみませんか。





運命を拓く 瞑想録
12 第二章 人生を支配する法則 その3


まず、さびを取ること

天風哲学の根本的な考え方は、
「この世の中は、苦しいものでも悩ましいものでもない。
この世は、本質的に楽しい、嬉しい、そして調和した美しい世界なのである。」

ところが、多くの人は、これを信じないどころか思おうともしない。

「ああ、幸せだなあ、と思うようなことは、運命的にも、健康的にも、
一度も味わったことがない。だからそう簡単には思えない」

こういう人は、さびついた車と同じで、回そうとして油を注いでも回らない。
まず、さびを取ることである。


世界的にユニークな天風哲学

天風哲学は、たとえ人生に苦難や苦痛はあろうとも、
それを心の力で喜びと感謝に振り替えていくのである。

神秘的な宗教的な信仰で導くような、価値のない教え方を断じてしないのである。
どこまでも、真理そのもので導いていく努力をしているのである。


天風哲学の重点

「いかなる場合にも、常に積極的な心構えを保持して、堂々と人生を活きる」
ここに天風哲学の最も重点が置かれていることを忘れてはいけない。

病や苦難から逃げたり、避けたりせず、
「矢でも鉄砲でも持ってこい」と、
苦しみ、悲しみに挑戦し乗り越えていき、

自分の力でこれを撃ち砕いていく気持ちになれ、
というのが、天風哲学の神髄である。


宇宙霊と交流する資格

人間は、それ自身宇宙の創造を司る偉大な力を持つ宇宙霊と、
自由に交流、結合し得る資格を持っている。

その資格は、身分でもなく、学問のあるなしでもなく、
器量の良し悪しでもなく、人間であればどんな人間でも持っている。

生きていることが、人間が宇宙霊の力に抱かれている証拠である。

この荘厳なる事実を絶対に忘れてはいけない。


お前は、世界一の幸せ者だなあ

私がインドで、病のためにすっかり体が弱った時に、先生が、
「お前は、世界一の幸せ者だなあ」としみじみと言われた。

「その意味が私にはわかりません」と不満な顔をすると、

「おい、良く考えろ、苦しいとか、情けないとか思えるのも、
生きていればこそではないか。

造物主がまだ殺す意思がないから、守ってくだされているのだ。
それを幸せと思わないのか。お前は罰当たりだ」

この言葉に声も出なかった。
自分の蒔いた通りの花を咲かせ、身を実らせていたのである。

いわゆる因果の律をそのまま行っていたのである。





「いかなる場合にも、
常に積極的な心構えを保持して、堂々と人生を活きる」
ことを今日も思い出しましょう。




(参照文献 「運命を拓く 天風瞑想録」 中村天風)




ではでは



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