17 第三章 潜在意識とその性能 その3
“運命を拓く 天風瞑想録” の学び
こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
やまおか きよしです。
中村天風をご存知でしょうか。
名前ぐらいは聞いたことがあるでしょうか。
大谷翔平が愛読していることで有名かも知れません。
この方は、日本だけではなく、数多くの『人物』に、
大きな影響を与えた英傑と呼ばれています。
「運命を拓く」を学び、人生のあり方を一緒に考えてみませんか。
運命を拓く 瞑想録
17 第三章 潜在意識とその性能 その3
潜在意識の創造力
前回、「潜在意識は、実在意識を通じて、宇宙大霊と結ばれている
からにほかならない」と伝えた。
それはすなわち、潜在意識は、宇宙霊と同様、一切のものを作り出し
生み出す創造力を有しているわけである。
われら人間は、この意識を完全に整理することによってのみ、宇宙の
究極的真理を知ることが出来るという、偉大な事実を悟らなければならない。
実在意識の態度
この宇宙霊から、霊智の分与を受けている潜在意識なるものの一切の作用が、
「実在意識の態度」というものに同化して、その作用を、良くも悪くも
することを決して忘れてはならない。
洋の東西を問わない一番重要なもの
元来、潜在意識というものは、宇宙霊と直結して高い程度の作用を
固有しているが、さらに実在意識の態度に同化的に活動するという傾向がある。
こうした事実があるからこそ、昔から洋の東西を問わず、
哲学も宗教も修養法も、すべてが「心の持ち方」「心がけ」
ということを人生の一番重要なものとしているのである。
偉大な力のコントロール
生まれながらにして、宇宙霊から分与されているこの偉大な力を発動させて、
人生を雄大に荘厳に活きねば嘘である。
この力の発動を邪魔しているものをコントロールしなければいけない。
いかなる場合にも虚心平気になるように、実在意識の態度を入念に心がけ、
訓練しなければならない。
人間本質自覚の誦句
人は万物の霊長として、宇宙霊のもつ無限の力と結びうる
奇（く）しき働きをもつものを、我が心の奥に保有す。
かるがゆえに、
かりにも真人たらんには、いたずらに他に力を求むなかれである。
人の心の奥には、潜在勢力というべき絶大なる力が、常に人の一切を
建設せんと、その潜在意識の中に待ち構えているがゆえに、
いかなる場合においても心を虚に、気を平らにして、一意専心
この力の躍動を促進せざるべからず。（促進しなければならない）
潜在意識を動かすためには、
「実在意識の態度を（積極的なものに）コントロールしなければいけない」
と理解しました。
（参照文献 「運命を拓く 天風瞑想録」 中村天風）
ではでは
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