2-②-R 原則中心の生活 -下


“7つの習慣” の学び直し 
2 私的成功 2 第二の習慣 目的を持って始める 
R 原則中心の生活 -下 


こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおかきよしです。


「7つの習慣」を読んだことはありますか。

いろいろなところで取り上げられ、多くの人が解説していますが、私も過去に読んだキリでそれから何年も経ち、世の中の状況は変わっています。

変わらない真実と、また新たな発見があるかもしれないと思い、コヴィー博士のことばを自分なりにピックアップして、もう一度勉強していきたいと思います。

少しでも、ご参考になれば幸いです!





2 私的成功 
2 第二の習慣 目的を持って始める 
R  原則中心の生活 -下 

正しい原則を自分の生活の中心におけば、自分の安定性、方向性、知恵、力を開発していくためのしっかりとした土台を得ることになる。

原則はそういう一貫した生活の中心になりえる唯一のものである。



パラダイム毎の見え方(ケース・スタディ)

以下の例をそれぞれのパラダイムの眼鏡をかけたつもりで考えて欲しい。


あなたは、今夜奥さんと一緒にコンサートに行く約束をしている。
チケットは持っており、奥さんはこのコンサートを楽しみにしている。
約束の時刻は午後7時ごろである。

ところが突然、上司に呼び出されて、明朝9時の会議のために残業して準備を手伝って欲しいと言われた。 
さて、各々のパラダイムだとどうなるだろう。



妻中心あるいは家族中心のレンズ

・上司の要求を断って、そのままコンサートに行く。

・あるいは渋々仕事をするが、彼女の反応が気になり、彼女の怒りにどう対応をするか、自分の決定をどのように正当化するか悩む。



お金中心のレンズ

・残業代や今後の昇給に及ぼす影響を考える。

・妻に残業をしなければならない旨を伝え、経済的な欲求が第一だと妻も理解してくれるだろうと思い込む。



仕事中心のレンズ

・上司の点数稼ぎをすることで、人事考課や今後の昇給について考える。

・妻は企業戦士の夫を誇りに思うはずだと考える。



所有物中心のレンズ

・もらう残業代で購入できるものについて考え始める。

・残業することで会社の自分の評判がどう上がるかを考える。



遊び中心のレンズ

・妻が残業して欲しいと思っていても、定時に帰ってコンサートに行く。

・それくらいは今までの仕事の当然の報いである。



友達中心のレンズ

・友達をコンサートに招待したかどうかで結論が変わる。

・一緒に残業する友達がいるかどうかも大事な要素になる。



敵中心のレンズ

・ライバルと差をつける機会と見て残業する。

・相手が会社のことを考えていないように見せかけるために自らの楽しみを犠牲にする。



宗教組織中心のレンズ

・他の会員の参加予定が同じ事務所で働いているかに影響される。

・ロックコンサートよりは、ヘンデルのメサイアを高く評価するかもしれない。



自己中心のレンズ

・自分にとって何が特になるかに集中する。

・どのように選択が影響してくるのかがポイントになる。




原則中心の人のパラダイム

・全体的にその状況をバランスよく見つめて、上司のニーズ、家族のニーズ、そのほかのニーズ、代替案などのすべてを考慮した上で、最も良い解決策を打ち出そうとする。


原則中心のパラダイムの利点

1 他人や状況にコントロールされていないという利点がある。

2 この決定が最も効果的であると、自分で確信できる。

3 自分の人生の最も深い価値観に貢献するという利点がある

4 強い相互依存関係の土台に立ち、上司や妻とコミュニケーションができる。




「原則中心の人間として物事の観察の仕方が変わり、
 行動できるようになり、 
 非常に主体的かつ効果的な人生を歩む土台ができあがる。」 
とのことです。





(参照文献 「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)




ではでは



あなたの「吉」が、私の「希(ねがい)」 山岡希吉(やまおかきよし)

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