25 第六章 人生と運命 その1


運命を拓く 天風瞑想録” の学び


こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおか きよしです。


中村天風をご存知でしょうか。

名前ぐらいは聞いたことがあるでしょうか。
大谷翔平が愛読していることで有名かも知れません。

この方は、日本だけではなく、数多くの『人物』に、
大きな影響を与えた英傑と呼ばれています。

「運命を拓く」を学び、人生のあり方を一緒に考えてみませんか。




運命を拓く 瞑想録
25 第六章 人生と運命 その1


運命には二種類ある

今日は、多くの人々が、とかく、誤解に陥りやすい、
運命というものに対する正しい悟りを開こう。

今の人たちは、自分の思う通りにならないと、
これもまた“運命”だと思ってしまう。
だが、それは軽率極まりない話である。

運命には二種類ある事を知らないのだ。
すなわち「天命」と「宿命」というものがある。


天命と宿命

天命は絶対で、宿命は相対的なものである。

天命は、どうすることもできない。
女が女に生まれ、男が男に生まれるのは天命である。

現代に生まれるのも天命なら、昔に生まれるのも天命。
また末の世に生まれるのも天命だ。

しかし、宿命というのは、人間の力で打ち開いていくことが
出来るものである。

「万国の人間の持っている心の欠点だ」と私が思うのは、
どこの国にいっても「どうにもしようがない」という言葉がある。

中国では没有法子「メイファーズ」、
イギリスヘ行くと「オブライジド」、
フランスへ行くと「セラビー」という。
いかに凡人凡夫が世界に多いかという証拠である。


人生を哀れにする二つ

自分の心の持ち方が消極的だと、人生をくだらない、価値のない、
哀れなものにしている。
それは、自己の無自覚と神経過敏の心だ。

いまだに易がどうだ、占いがどうだ、拝み屋がどうだ、八卦がどうだ、
干支がどうだ・・・と、ばかばかしくくだらない者が、なんと多いことか。

やれ大安がどうだ、仏滅がどうだなどは、日本人だけがそんな
くだらないことをいっているのだ。
姓名判断、方角も関係がない。

子供が生まれるときに、
「今日は仏滅だから、大安の日まで待ってください」
と頼んでもそうはいかない。

干支もそうだ、人間をつかまえて、牛だの、馬だの、申だのというが、
「あたし、犬年よ」というくせに、そのくせ「犬みたいな奴」と
人から言われると、「何を!」と怒る。


正しい運命をつくれ

人生を光明あらしめんがためには、第一に、宿命を統制して活き、
天命に安住することである。

宿命を統制するには、常に正義を実行し、運命を選ぶ法則を
自覚することである。

すなわち、正義を実行すると、それが自然と運命を選ぶ法則に合致する。
本心良心の命ずるままに活きることが、期せずして人間を霊の世界に
活かすことになるのである。

自分の心を、積極的にして活きるという方に自分の心を決定しなさい。
そうすればもう、天命なんてものは、極めて僅かしかない。


心を積極的にするには

宿命は、すべて打開していくことができる、ということを聞くと、
もうわかったつもりになっているかもしれないけれども、

口では積極的といっているが、少しでも心の中に悲しみを感じる心、
怒りを感じる心を、長く滞(とどこお)らしている人があったら、
その人は消極的なのだ。


先生のように何も感じない???

静かにわが心に問うてみよう。それは人間だから、悲しいことも、
腹の立つことも、憂いときも、苦しい時もある。

それを感じるなといっているのではないのだ。

ある学生が、
「先生のように何も感じないようになれますか・・」というから、

「それはなにかね」というと、

「怒ることがあっても怒らない。悲しいことがあっても悲しまない。
先生は、喜怒哀楽の情を少しも感じられないのでしょう」というから、

「冗談いっちゃいけない。痛いときは痛い。悲しい時は悲しい。
腹の立つときは腹が立つよ」といったら、

「でも一遍もそういうふうに見えません」という。

列車で外の景色が、スーッと行き過ぎてしまうように、
腹が立つことがあろうと、悲しいことがあろうと、
瞬間に心から外してしまえばいいんだ。

怒ったり、悲しんだり、痛いとか、憂いとかを感じると同時に、
握ったら話さない。
それがいけないのだ。“感じるな”というのではないのだ。


心が消極的になるとき

心臓麻痺でも、麻雀でも、酒でも、女でも、すぐに飛び込んで
しまうからいけないのだ。必要なものだけを取り入ればよいものを、
不必要なものを取り入れているから、心が消極的になるのだ。

まず考えてみよう。怒ったり、悲しんだり、悶えたり、迷ったり、
苦しんだりしているときに、気持ちがいいか。

少しでも、そんな消極的な気持ちがあるならば、
それは自分を宇宙霊の力から遠ざけて、
くだらぬ宿命を招き寄せる種を蒔いているのと同様の人だ。





「積極的な心」と、「消極的な心」を両方とも考えていくのが、
「よく活きる」ことなのではないかと思います。




(参照文献 「運命を拓く 天風瞑想録」 中村天風)




ではでは



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あなたに、たくさんのいいことがやってきますように。