27 第六章 人生と運命 その3


運命を拓く 天風瞑想録” の学び


こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおか きよしです。


中村天風をご存知でしょうか。

名前ぐらいは聞いたことがあるでしょうか。
大谷翔平が愛読していることで有名かも知れません。

この方は、日本だけではなく、数多くの『人物』に、
大きな影響を与えた英傑と呼ばれています。

「運命を拓く」を学び、人生のあり方を一緒に考えてみませんか。




運命を拓く 瞑想録
27 第六章 人生と運命 その3


諸君はもう凡人じゃない

諸君をおだてるわけではない。凡人は真理など聞きに来ない。

事業に失敗した時でも考えられる。

「事業をする場合の心構えなり、方法なりに、大きな
間違いがあったことを、天が教えてくれているんだな」と。

「そして、どこかに筋道の違っているところがあるんだ。
ありがたいことだ」

「このままつぶれてしまっても仕方がないのに、
生かして置いて下されば、盛り返すこともある」
と思うことだ。


二種類の歓喜

すべてのものに感謝しよう。そして、歓喜の気持ちを
持とう。
ただし、歓喜といっても厳密にいうと、二種類ある。

肉体的歓喜と精神的歓喜である。

精神的歓喜こそは、自己の大本体に立ち帰り、宇宙霊と
合致しようとする順序の第一であり、そして宇宙霊は、
歓喜に溢れる人々にのみ恵みを与え給う。


功徳の布施

精神的歓喜は、その最大最高なるものを“功徳の布施”という。
“功徳の布施”は「喜びを頒(わか)つ行為」のことだ。

もっと分かりやすく言えば、親切と公平と歓喜の気持ちでの
一切の行為である。


調子を合わせるダイヤル

心というものは、人の生命と宇宙霊とのハーモニーという
調子を合わせるダイヤルである。

そのときの歓喜と感謝の情は、人生の平安を賛美する
音楽である。

要するに、造物主と人間との一大調和を作る秘訣は、
実にこういうところにあるのである。


命の中へ導き入れる“筧(かけひ)

感謝と歓喜の情は、我々の運命や、健康や、成功などを
建設し、または成就してくれる。

それは、造物主の力の流れを、命の中へ導き入れる
“筧(かけひ)のようなものである。

だからこそ、何事にも感謝せよ、歓喜せよというのである。

そうすることにより、新しく生命を更生する力を、
宇宙霊の生命の中から、自己の生命の中へ
誘導することになる。


物質主義で活きるとどうなるか

物質主義で活きると、どうしても、人生が物理的法則に
縛られることを余儀なくされるものだ。

すると、どうしても何事にも、足らぬ足らぬとの悩みを
のべつ感じ、常に、言い知れぬ不平と不満とに心が燃える。

そういう人はとかく、依頼心のみが熾(さか)んに
燃え、価値のない迷信や陳腐な宿命論に自然と心酔し、

果ては人生の安定を失い、うろうろと少しも落ち着きを
感じない人生に活きることになる。


人生は心一つのおきどころ

どんなことがあっても、迷信に陥っちゃいけない。

真理を自覚している天風会員(あなた)が、迷信に
陥ったなら、仁義礼智信の道徳を説いている君子が、
泥棒をしたのと同様である。

さあ、今日からはよき運命の主として活きていく
準備として、何事に対しても感謝し、歓びの気持ちを
もって、人生に活きていこう。





感謝と歓喜とは、親切・公平・歓喜の気持ち。
忘れないようにしたいです。





(参照文献 「運命を拓く 天風瞑想録」 中村天風)




ではでは



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あなたの「吉」が、私の「希(ねがい)」 
あなたに、たくさんのいいことがやってきますように。