3-②-A 第四の習慣 Win-Winを考える 人間関係におけるリーダーシップの原則
“7つの習慣” の学び直し
3 公的成功 ② 第四の法則 Win-Winを考える A 人間関係におけるリーダーシップの原則
こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
やまおかきよしです。
「7つの習慣」を読んだことはあるでしょうか。
いろいろなところで取り上げられ、多くの人が解説していますが、私も過去に読んだキリでそれから何年も経ち、世の中の状況は変わっています。
変わらない真実と、また新たな発見があるかもしれないと思い、コヴィー博士のことばを自分なりにピックアップして、もう一度勉強していきたいと思います。
少しでも、ご参考になれば幸いです!
3 公的成功
② 第四の法則 Win-Winを考える
A 人間関係におけるリーダーシップの原則
ある会社の社長からのコンサルティング依頼
「わが社の最も大きな問題点は、従業員が自分のことしか考えていないということなんです。
従業員同士が協力しさえすれば業績は大きく上がるはずなのに、どうしてもお互いに協力しようとしない。この問題を解決するために新しい研修制度を組んで欲しいんです。」
非協力的な実態とは
私は実際に現場を診てみることにした。
すると、従業員は確かに身勝手で、上司に対する反発も強く、停滞した雰囲気が漂ってそのために、信頼の薄い組織文化が出来上がっていた。
私は、社長に訊いてみた。
「なぜ従業員はお互いに協力しないのでしょうか。
非協力的な姿勢が何かしらの形で報われているということはないですか」
社長の部屋には一枚のグラフが貼られ、そのグラフに競走馬の写真が貼りつけられ、馬の顔のところにマネージャーひとりひとりの顔写真が貼り付けてあった。
その横にはカリブ海の美しいポスターが張りつけてあった。
社長はマネージャーたちを部屋に呼びつけては、グラフを見せながら、カリブ海に行けるのは誰かと尋ねるのだった。
競争のパラダイム
社長は従業員同士の協力を求めながら、競争させていたのであった。
つまり、あるマネージャーの成功は、他のマネージャーの失敗を意味する仕組みが出来上がっていたのだ。
この会社の抱えていた問題は、社長が競争のパラダイムによって協力の実を結ばせようとしていた。
それでうまくいかなくなると、新しい研修プログラムや応急的処置で協力を確保しようとしたのであった。
Win-Winを考える
「根」を変えなければ、「果実」を変えることはできない。
そこで私は、協力することが報われるような制度をつくることで、組織の生産性向上を図るように提案した。
自立から相互依存状態の領域に足を踏み入れる瞬間、社長でも掃除係でも、他の人に影響を及ぼす立場に立つため、必然的にリーダーシップの役割を引き受けることになる。
そこで人間関係における効果的なリーダーシップの習慣「Win-Winを考える」を考えることが必要である。
依存状態の私的成功を学び、自立状態となりましたが、いよいよ公的成功の学びに入ってきました。
(参照文献 「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)
ではでは
Office Kiyoshi 山岡希吉(やまおかきよし)
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