50 第十二章 理想と想像 その2

運命を拓く 天風瞑想録” の学び

こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおか きよしです。

中村天風をご存知でしょうか。

名前ぐらいは聞いたことがあるでしょうか。
大谷翔平が愛読していることで有名かも知れません。

この方は、日本だけではなく、数多くの『人物』に、
大きな影響を与えた英傑と呼ばれています。

「運命を拓く」を学び、人生のあり方を一緒に考えて
みませんか。





運命を拓く 瞑想録
50 第十二章 理想と想像 その2


人を偉大にする理想

昔の諺に、
「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」というのがある。

自分の人生を、気高い内容と、価値の高い標準
で持つ人は、その理想が現実になる前から
現実になったと同じような、人生境涯で
活きているのと同様である。



生まれてきたのは偶然ではない

諸君が、自分の心の中から除かなければ
ならないのは、
「人間というものは、偶然の動機で
この世の中に生まれてきたんだ・・・・」
などという妄念である。

この世に、我というものが生まれたのは、
何万年も前から、このときに生まれ出るような、
元があったから出てきたのだ。



ノイローゼの正体

この世に生まれたものは、偶然の動機だと、
考えるような人間がいる。

活きることに対する苦しみや悩みを、
まず感じるから、自分を観る観方が、
大きな誤解をしている。

「人間なんてものは、苦しみ多い娑婆(しゃば)
で、生き死にということをやっているのだから、
楽しみなんて求める方が横着だ」
というふうに考えてしまう。

そういう人間は、立派に“ノイローゼ”になっている
人間だといいたい。

こういう人間は、人生を悩みと悶えの泥沼の中に
叩き込み、自分で浮かび上がろうと努力していない
からである。



気高いものを心に描く

理想を気高いものにしようとするのには、
「我というものが宇宙本体と常に一体である」
ということを信念しなければならない。

論より証拠、理想を気高いようにする心構えを
してみなさい。常に、優れた、恵まれた、
人生を活きることができる。

否、それは当然のことなのである。



理想と空想は微妙な差

人生に関することでも、運命に関することでも、
健康に関することでも、職業上や仕事のことでも、
できない相談のものは、理想ではなく空想になる。

理想を手に入れるのは、諸君が、何かしら
不都合を感じたり、不満を感じる場合があるならば、
それが完全に成就した姿を、自分の心に描きなさい。

なっている姿を、心に描いたときに、
霊の世界では、もうそれが、本当になっている
のと同じことになるのである。



上手に想像をコントロール

諸君が理想の中に描く絵はもう、確実に、
現実化したものでなければいけない。

自分の理想は、現実のものと同じように、
自分の心にはっきりと明確に描きなさい。

だから、常日頃の心の思い方、考え方という
心の中の“想像”というものを、
上手にコントロールしなければいけない。






思考は現実化するので、真・善・美の高い理想を
思い描く必要があるのだと思います。



(参照文献 「運命を拓く 天風瞑想録」中村天風)




ではでは



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あなたに、たくさんのいいことがやって
きますように。