6 序章-その3 朝旦偈辞(ちょうたんげじ)
“運命を拓く 天風瞑想録” の学び
こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
やまおか きよしです。
中村天風をご存知でしょうか。
名前ぐらいは聞いたことがあるでしょうか。
大谷翔平が愛読していることで有名かも知れません。
この方は、日本だけではなく、数多くの『人物』に、
大きな影響を与えた英傑と呼ばれています。
「運命を拓く」を学び、人生のあり方を一緒に考えてみませんか。
運命を拓く 瞑想録
6 序章-その3 朝旦偈辞(ちょうたんげじ)
宇宙霊という氣のもと
人間の心と、一切の万物を創る宇宙霊という氣の元とは連結している。
本質的に一つのものであるということを忘れてはならない。
だから、どんな場合があっても、消極的な方面から、
物事を思ったり考えたりしてはいけないのである。
宇宙の真理
人間の心に、何らかの観念が出ると、
その観念の方のとおりに宇宙本体から微妙な力が働き出し、
その観念が、良ければよいように、悪ければ悪いようになる。
わかりやすく言うと、思い方や考え方が積極的であれば、
積極的なものが出来、消極的なら消極的なものが出来る。
そういう真理なのである。
心は生命のパイプ
どんなことがあっても忘れてはならないのは、心というものは、
万物を生み出す宇宙本体の有する無限の力を、
自分の生命の中へ受け入れるパイプと同様である。
人生の一切は、すべてが人の心によって創られているものである。
人間として生まれた以上、健康的にも運命的にも、
理想通りの正しい人生を建設しなければならない。
“バチ当り”とは
心の中で、消極的なことを、思ったり考えたり、
神経を過敏にしたりする人間がいたら、
その人間は、真理を冒涜する“バチ当り”だと遠慮なく言おう。
自ら、尊い宇宙本体の力を拒否し、否定している人だ。
尊い慈悲の力を、自分で踏みにじっている人だと言おう。
安定打座の無念無想の状態
神経過敏な人間は、現在の苦しさから逃れたい、死ぬのが恐ろしいという。
それじゃ、生まれる前が恐ろしかったか・・・。
死ぬことは、生まれる前と同じ境涯に入ることだけです。
いわゆる、安定打座の無念無想の状態は、師と一歩の境である。
朝旦偈辞ちょうたんげじ(甦りの誦句)
甦りの誦句は、修練会で私(天風)が、朝のご挨拶のときに唱える大事な誦句である。
もっと理想から言えば、この誦句のとおりの心でなければなければならない。
いま、“いのち”がなくなるような健康上の機器に直面しようと運命がどうなろうと、
即座にその運命が開かれ、その健康が回復される。
誦句を唱えよう!
「我は今、力と勇気と信念をもって甦り、新しき元気をもって、
正しい人間としての本領の発揮と、その本分の実践に向かわんとするのである。
我はまた、我が日々の仕事に、溢るる熱誠をもって赴(おもむ)く。
我はまた、欣(よろこび)と感謝に満たされて進み行かん。
一切の希望、一切の目的は、厳粛に正しいものをもって標準として定めよう。
そして、恒(つね)に明るく朗らかに統一道を実践し、
ひたむきに、人の世のために役立つ自己を完成することに、努力しよう。」
何か、元気が出そうですね。
(参照文献 「運命を拓く 天風瞑想録」 中村天風)
ではでは
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