“感情” をビジネスに! ネガティブ編 その14 「あきらめ」
こんにちは。 やまおか きよし です。
人間の活動の中で、“感情” は “論理” を上回り、ビジネスにおいても大きな影響を与えるものと考えます。
これから順番に紹介していこうと思います。
あなたも “感情” について一緒に考えていきませんか?
ネガティブ編 その14 「あきらめ」
「あきらめ」とは、
望んでいたことが実現できないと考え、望みを捨てようと思う気持ち。
「あきらめがいい」といったように、ポジティブな意味でつかわれたり、「あきらめたら、そこで終わりだ」といったように、ネガティブな意味で使われたりする、評価の定まらない感情。
「あきらめ」のメカニズム
人間には煩悩があり、煩悩はあきらめたほうがいい
人間には、「食欲」、「性欲」、「権力欲」、「金銭欲」、「所有欲」などさまざまな抽象度の低い欲求があり、仏教では煩悩を手放すことを「悟り」という。
つまり「あきらめること」は、「悟る」ことであり、決して悪い事ではない。
他人から押し付けられた「ゴール」や「夢」である可能性がある
「あの学校に入りたい」、「この会社に入りたい」という自分の「ゴール」や「夢」だと思っていたものが、実は親や教師、社会など、他人から押し付けられた可能性がある。
「あきらめ」をコントロールするには?
あきらめの感情が起きた時こそチャンス
「あきらめ」という感情を、かんばって無くしたり、乗り越えたりする必要はない。
「あきらめ」ようと思う気持ちが起こるのは、それが煩悩や押し付けられたゴールなど、自分にとって不必要なものだからである。
そのゴールは本当に正しいのか、自分の望んでいる夢なのか、一度しっかり考えてみる。
正しいゴールであれば、あきらめの感情は生じない
自分が設定したゴールが正しければ、あきらめる気持ちにならないはず。
「どんな困難があっても、本気で実現したい」と思っていることは、人はあきらめたりしないものである。
ビジネスとの関わり
対処方法を知ることは、自分自身を守り、精神的安定に役立つ。
お客さん、関係する会社、自分の社内のメンバーとの関係維持に役立つ。
ビジネスにおいては、自分の会社が設定したゴールに対していかに対応するのか、もしくはお客さんからの要望という「ゴール」に、いかに対応するのかという実態がある。
自分の「ゴール」として対処できるうちはよいが、他人が設定した「ゴール」があまりにも理不尽な欲求であったり、過大な期待値となっているのであれば、本来自分には不必要であると考え、大切なものを見極めるチャンスであると考える。
あなたが「あきらめ」たくない夢は何でしょうか?
(参照文献 「感情」の解剖図鑑 認知科学者 苫米地英人)
ではでは
やまおか きよし
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