“感情” のフレームワーク 4 捉え方がもたらす落とし穴 ⑤「メンタルアカウンティング」―上
こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
やまおかきよしです。
人間の活動の中で、ビジネスにはビジネス・フレームワークがありますが、“感情”にもフレームワークがあります。
あなたも “感情” について一緒に考えていきませんか?
4 捉え方がもたらす落とし穴
⑤「メンタルアカウンティング」(心理会計)―上
意識の中でお金を分類し、その結果同じ金額でも使われ方に差が出ること。
例
お昼のランチで550円の弁当と500円の弁当、どちらにするのか悩むのに、
夜の飲み会では、550円のビールを平気で何度もおかわりしてしまう。
意識の中でお金を分類し、同じ金額が、心のフレームによって意味づけが変わり、お金の使い方に差が出ることをメンタルアカウンティング(心理会計)と呼ぶ。
3つの心のアカウント
1.経営所得アカウント
最もお金の出入りが頻繁なアカウント
手元にある財布の中のお金や生活費などで、比較的簡単に使われやすい。
2.将来所得アカウント
しばらく使わずにとっておく、または貯めておくアカウント
長期定期預金など、心理的に使うハードルが高い。
3.資産アカウント
上記2つのアカウントの中間に位置するアカウント
家の引き出しの中のお金、宝くじなど、今すぐ気軽に使ってしまうわけではないが、
長期に貯蓄に回すわけでもないというお金
3つの違いを知り、意識する2つのメリット
1.消費癖や衝動買いを防ぐことができる
2.中間に位置する資産アカウントをうまく使うことによってお金の「最適化」が図れる。
A ボーナスを将来所得アカウントに入れ、別管理にできる
B 経常所得アカウントの一部を毎月コツコツ貯めて将来所得アカウントにする
C 逆に思い切って海外旅行にお金を投ずることで人生を楽しむ
など。
“クレジット地獄” に注意
8,000円のセーターを買う場合、
「財布の1万円を使って、こずかいの残りを2千円とする」よりも
「財布のお金には手を付けず、クレジットカードで買う」ほうが心理的抵抗が低く感じる。
クレジットカードは、
「最も使いやすいアカウント」であり、「無限の経常所得アカウント」といえる。
このリスクへの特効薬
・使用上限を設けることや
・クレジットカードを持たない
ことが有効である
(参照文献 「人は勘定より感情で決める」柏木吉基)
ではでは
やまおか きよし
営業戦略を見つけるコピーライティング Office Kiyoshi
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