3-①-B 公的成功 相互依存のパラダイム 信頼残高と言う名の財産


“7つの習慣” の学び直し 
3 公的成功 ① 相互依存のパラダイム B 信頼残高と言う名の財産



こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおかきよしです。


「7つの習慣」を読んだことはありますか。

いろいろなところで取り上げられ、多くの人が解説していますが、私も過去に読んだキリでそれから何年も経ち、世の中の状況は変わっています。

変わらない真実と、また新たな発見があるかもしれないと思い、コヴィー博士のことばを自分なりにピックアップして、もう一度勉強していきたいと思います。

少しでも、ご参考になれば幸いです!




3 公的成功 
① 相互依存のパラダイム 
B 信頼残高と言う名の財産

信頼残高

銀行口座と同じように人間関係にも信頼の口座がある。
礼儀正しい行動、親切、正直、約束を守るなどの行動を通して心理関係をつくっていけば、そこに貯えができる。

信頼残高が高ければ、コミュニケーションは簡単で、効果的で、即時にできる。

しかし、無礼な態度を示したり、相手の話に途中で口を挟んだり、あるいは過剰反応をし、相手を無視し、自分勝手に振る舞い、相手を脅かし、相手の生活をこちらの意のままにしようとするような行動をとると、信頼の残高不足を起こし、硬直的なコミュニケーションしかできなくなってしまう。


夫婦の場合

地球上で二人の人間が経験できる、最も親密で、充実し、喜びに満ち、満足できる、生産的な関係になり得る夫婦関係においても、継続的な預け入れによって高い信頼残高が維持されていなければ、夫婦関係は悪化することになる。

関係が悪化すれば、攻撃と防衛的な態度の戦いに発展することもあるだろう。
「喧嘩」か「逃避」かといった反応に走り、口論、荒々しく閉められたドア、相手を無視する態度、被害者意識、自己憐憫などの行動・態度に陥ることになる。

結婚などの最も日常的で身近な関係においては、継続的な期待があり、それまでの古い預け入れの効果はすぐに消え失せる。継続的な信頼残高の預け入れをしなければならないのである。


親子の場合

日ごろから接している親子の場合も同様である。常なる預け入れを必要としている。
なぜなら、本人は気が付かなくても、自動引き落としのように引き出しが頻繁に起きているからだ。

息子との会話で、「部屋を掃除しろ。シャツが出てるぞ。ステレオの音を小さくしろ。勉強をちゃんとしろ。」などの日常会話は、時間が経過するにつれて、引き出しが預け入れをはるかに上回ってしまうことになる。

コミュニケ―ションプロセスは閉鎖的であり、あなたの話を聞き入れる土台が彼にはない。
息子は短絡的かつ感情的な視野で、必要としている助言を拒否するかもしれない。


治すためには時間がかかる

高い信頼関係をつくるには、どうすればいいのだろうか。
答えは、預け入れを始めることである。息子に対して小さな心遣いをする機会を増やす。

一番大切な預け入れは、説教をせず、自分の自叙伝を挟まず、子供の話を聞くことである。
ひたすら聞いて、息子を理解し、息子を一人の人間として認めていることを彼に感じさせることである。

子供は始めのうちは反応を示さないだろう。あるいは疑うかもしれない。
「親父は何を企んでいるんだろう。おふくろは今度どんな手を使おうとしているんだろうか。」

人間関係における応急処置は、本当の意味で存在しない。
忍耐することは難しいが、主体性を発揮し、影響の輪に集中し、生き物を育てるように、それに耐えうるだけの人格が必要なのだ。




「俺は、こうやってうまく行ったんだ。お前も見習ってみろ!」
と言う言葉は、ほとんど効果的ではないようです。





(参照文献 「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)




ではでは



あなたに、たくさんのいいことがやってきますように。
あなたの「吉」が、私の「希(ねがい)」 

Office Kiyoshi 山岡希吉(やまおかきよし)

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