3-③-E 処方する前に診断する


7つの習慣” の学び直し 
3 公的成功 ③ 第五の法則 理解してから理解される E 処方する前に診断する


こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおか きよしです。


「7つの習慣」を読んだことはあるでしょうか。

いろいろなところで取り上げられ、多くの人が解説していますが、私も過去に読んだキリでそれから何年も経ち、世の中の状況は変わっています。

変わらない真実と、また新たな発見があるかもしれないと思い、コヴィー博士のことばを自分なりにピックアップして、もう一度勉強していきたいと思います。

少しでも、ご参考になれば幸いです!




3  公的成功 
③ 第五の法則 理解してから理解される
E 処方する前に診断する


娘のジェニーの病気の逸話

娘のジェニーは、生後二か月目に病気になった。その日はちょうど土曜日であり、また、私たちの住んでいる町で大きなアメリカン・フットボールの試合が行われていた。

ジェニーの病状は悪化し、私たちは医者に相談しなければだめだと判断した。
妻は、スタジアムに電話をかけ、当番の医師を呼び出してもらった。
試合は山場を迎えたところで、その医者は迷惑そうな声で電話に出てきた。

「はい。何の用でしょう」

「こちらは、コヴィーですが、娘のジェニーの病状がひどくて・・・」
妻は、症状を説明した。

「分かりました。医局に処方を知らせましょう・・・」

受話器を置いて、妻は慌てていいて、説明が十分でないと感じた。

「もう一度電話して訊いた方がいいよ」と私。

「今度はあなたが電話して頂戴」と妻。

そして、観戦中の医者をまた呼び戻し、私が電話をした。
「先生、先ほど妻が娘の件で、話をさせていただきましたが、娘がまだ2か月の赤ん坊だということはご存知でしょうか」

「いや、それは知らなかった。電話してくれてよかった。すぐ薬を変えなければ」



診断に信頼性がなければ、処方を信頼することはできない。



営業にもあてはまる

優秀な営業マンは、まず、顧客のニーズや関心、あるいは状況を理解しようとする。
素人は商品を売り、プロはニーズや問題に対する “解決” を売るのだ。

時と場合によっては、「私の商品やサービスは、あなたのニーズを満たさない」という誠実さを示さなければならない。



法律でも同じことが言える

プロの弁護士はまず、状況を理解するために証拠を収集し、先例や関連する法律を研究し準備する。
良い弁護士は、自分の自分の主張の前に、相手の弁護士の立場からみた主張文を書いてみるのである。



商品開発も同じである

顧客の購買動向や動機など理解することなく、商品を開発するなどでは、絶対に良い結果を得ることはできない。

優秀なエンジニアは、橋を設計する前に構造を理解する。
良い教師は、生徒のレベルを把握してから教える。
良い生徒は、応用する前に理解する。
良い親も、評価したり裁いたりする前に、まず子供を理解しようとする。



評価の鍵は理解

まず理解しようとすることこそ、人生のあらゆる場面に作用する正しい原則である。
それは、普遍にして共通の原則であるが、最も顕著に表れるのは人間関係においてである。





人はどうして相手を理解せずに処方してしまうのか、そこのところをよく考えないといけませんね。





(参照文献 「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)




ではでは



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