3-④-E 1プラス1は1600 ?!
“7つの習慣” の学び直し
3 公的成功 ④ 第六の習慣 相乗効果を発揮する E 1プラス1は1600 ?!
こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
やまおか きよしです。
「7つの習慣」を読んだことはあるでしょうか。
いろいろなところで取り上げられ、多くの人が解説していますが、
私も過去に読んだキリでそれから何年も経ち、世の中の状況は変わっています。
変わらない真実と、また新たな発見があるかもしれないと思い、
コヴィー博士のことばを自分なりにピックアップして、もう一度勉強していきたいと思います。
少しでも、ご参考になれば幸いです!
3 公的成功
④ 第六の習慣 相乗効果を発揮する
E 1プラス1は1600 ?!
リスクを背負うだけの価値がある
相乗効果は心を湧き立たせ、エネルギーを奔出させるものである。
創造することもまた同じである。
開かれた態度とコミュニケーションによって生み出される結果には、驚くほどのものがある。
自分の立場と気持ちをすべて打ち明けるリスクを背負うだけの価値がある。
リリエンザルの信頼残高の形成
第二次世界大戦終了後、アメリカ合衆国政府は、原子力委員会委員長に、デイビッド・リリエンザルを任命した。
彼は、社会的影響力があり、自分の考えに執着するような有名人ばかりを委員会のメンバーとして集めた。
リリエンザルが最初に行ったことは、各メンバーの興味、関心、希望、目標、背景、考え方、パラダイムなどを理解し合う機会を設けることだった。
各メンバー同士が、信頼残高を形成していくために数週間を費やすことになり、彼は「能率的でない」と大きな批判を受けた。
しかし、そのおかげで委員たちはお互いを深く尊敬し、本当に理解しようと努めるような関係を築くことができた。
意見の相違が発生した時も、防衛的になる必要など全くなく、素晴らしい組織文化が誕生したのだ。
信頼とコミュニケーションの相関関係
次の図は、信頼とコミュニケーションのレベルが、どれだけ密接な関係にあるかを示している。
最もレベルが低いのは、信頼のない「防衛的なコミュニケーション」であり、
PもPCもないようなもので、良い結果を生み出さない。
次は「尊敬的なコミュニケーション」である。
衝突を避けたいがために、丁寧に話し合うものの、ここではそれほど、感情移入には至らない。
妥協では、1プラス1は1.5にしかならない。
高い信頼に基づいた相乗効果、つまり「相乗的なコミュニケーション」を行えば、
1プラス1は8に,16に,そして1600にもなる。
各当事者が最初に考えた案よりも、より優れた案が生み出せるようになり、
創造的な活動に参加することを心から楽しめるようになる。
これらのプロセスを通して、PとPCのバランスがとれた組織文化が形成され、心も満足させる。
相乗的なコミュニケーションを取ることで、それが、たとえNo Dealになったとしても、
より効果的な妥協点を見出すことができるだろう。
建前をはずし、本音を引き出していくには、勇気と忍耐もいるのではないかと考えます。
(参照文献 「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)
ではでは
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