7 第一章 生命の力 その1
“運命を拓く 天風瞑想録” の学び
こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
やまおか きよしです。
中村天風をご存知でしょうか。
名前ぐらいは聞いたことがあるでしょうか。
大谷翔平が愛読していることで有名かも知れません。
この方は、日本だけではなく、数多くの『人物』に、
大きな影響を与えた英傑と呼ばれています。
「運命を拓く」を学び、人生のあり方を一緒に考えてみませんか。
運命を拓く 瞑想録
7 第一章 生命の力 その1
積極的な心
およそ人間として完全な活(い)き方をするには、
本当に心を積極的にしなければならない。
いかなる場合にも、心を清く、強く、正しく持たねばならない。
霊魂という氣
人間というものは、その正体を突き止めていくと、
何も見えない、また感じない、霊魂という氣である。
その霊魂が、現象界に命を活動させるために、
その活動を表現する道具として肉体と心が与えられている。
いわば画家の持つ絵筆、大工の持つ鉋(かんな)と同じようなものが、
命に対する肉体であり心である。
肉体が生きているのは、霊魂という気の力が肉体を活かしている、
というのが本当の悟りである。
人間の健康も、運命も、心一つの置きどころ
物質文化の非常に進歩している現代、なんと病人や不運の人が多い事か。
これはみな、心の置きどころが積極的か、消極的かということで、
その肉体の生きる力の受け入れ態勢が左右されることを知らないからである。
宇宙エネルギーの受け入れ
宇宙エネルギーは、まず、心の働く場所である脳髄で受け入れられ、
それが神経系統に送られ、命を活かす力となる。
宇宙エネルギーには建設の法則(プラス)と破壊の法則(マイナス)がある。
あの人は大丈夫だ、運がいいというのは、結果にプラスの多い時である。
マイナスの要素が働くと、運が悪くなり、健康も悪くなる。
氣の元と後天の気
宇宙エネルギー、すなわち、気の元を性氣、霊氣、先天の一氣などという。
他方、電気、磁気、水蒸気などは、後天の気である。
宇宙創造の源の氣を、私(天風)は、仮に“宇宙霊”と名付けている。
これを人々は神といい、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)と名付け、
あるいは、如来と呼び、アラーというように、いわゆる、神、仏と名付けたのである。
宇宙エネルギー、「氣」について一緒に学んでいきましょう!
(参照文献 「運命を拓く 天風瞑想録」 中村天風)
ではでは
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