11 第二章 人生を支配する法則 その2
“運命を拓く 天風瞑想録” の学び
こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
やまおか きよしです。
中村天風をご存知でしょうか。
名前ぐらいは聞いたことがあるでしょうか。
大谷翔平が愛読していることで有名かも知れません。
この方は、日本だけではなく、数多くの『人物』に、
大きな影響を与えた英傑と呼ばれています。
「運命を拓く」を学び、人生のあり方を一緒に考えてみませんか。
運命を拓く 瞑想録
11 第二章 人生を支配する法則 その2
大宇宙の根源
大宇宙について、証拠を見なければ安心できないというのは、
大変な間違いであり、物質的に考えようとするから失敗する。
大宇宙の根源にさかのぼって考えれば、非物質的なものではないか。
心の態度を取り替える
山の中で死んでしまうというように、心配しながら死ぬよりは、
満州で死刑の宣告を受けて刑場に立たされた時のような勇ましい気持ち、
言い換えるなら、「死」から自分の心を遠ざけて活きているほうが、
同じ死ぬにしても気楽ではないか。
当時は無学な頭で考えたが、知識を持つようになった今日でも
考え方は少しも間違っていなかったと感じるのである。
基礎医学を研究していたことが、いっそう早く気付いた原因だろうと思う。
霊智は送り込まれてくる
人は誰でも心身を統一できる人間であれば、
誰でもひとかどの成功ができるようになっている。
どんなときも、「清く、尊く、強く、正しい積極的な心」であれば、
万物創造の計り知れない幽玄微妙な働きを持つ霊智が、
量多く人間の生命の中に送り込まれてくるのである。
いかなるときにも、心の思い方、考え方を積極的にし、
仮にもその反対であらしめないことである。
「悟れば、一瞬にして、幸来る」という真理が心の中に輝くと、健康も運命も、
共に求めずとも完全になるようにできているのが人間なのである。
人間の心は結合回路
医学博士の私が、自分の体も治せず、体の悪いのは親譲りであると思っていた。
「病は治らないのではないか、
神は病でのたれ死にするように苦しめているに違いない。」
神も仏もあるものかと思っていたが、しかし本当は自分の心の態度が、
自分の運命と健康を悪くしていたのである。
インドへ行くまで知らなかったのである。
人間の心こそ、宇宙一切の作り主である宇宙大霊と
自分の生命の本体たる霊魂とを交流結合させる回路だったのである。
常に、「清く、尊く、強く、正しい積極的な心」を、
と自分に言いきかせましょう。
（参照文献 「運命を拓く 天風瞑想録」 中村天風）
ではでは
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