23 第五章 大いなる悟り その2


運命を拓く 天風瞑想録” の学び


こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおか きよしです。


中村天風をご存知でしょうか。

名前ぐらいは聞いたことがあるでしょうか。
大谷翔平が愛読していることで有名かも知れません。

この方は、日本だけではなく、数多くの『人物』に、
大きな影響を与えた英傑と呼ばれています。

「運命を拓く」を学び、人生のあり方を一緒に考えてみませんか。




運命を拓く 瞑想録
23 第五章 大いなる悟り その2


造物主と自分の生命との結び目

自分の心の持ち方が消極的であると、造物主の心と自分の心とが
離れ離れになってしまう。造物主の心の中には、
消極的な弱いものは、一つもないのである。

この結び目を堅固に保つにはどうしたらよいか。
わが心を、造物主(宇宙霊)の心と同様の状態にして
活きることが、秘訣の第一である。


造物主の心とは、真・善・美

「真」とは「誠」である。
筋道が少しも乱れてないのが「誠」である。

「善」とは「愛情」のことである。
太陽の光線のように、あれこれと選ばないで
普遍的な気持ちで愛さねばだめである。

憎むという気持ちは、悪魔の気持ちである。

「美」とは「調和」のことである。
和を旨とした生活をすることだ。

自分の心を、明るく朗らかに生々しく勇ましく、どんな場合が
あろうと心の働きの状態を曇らせずにいくようにするなら、
造物主の心と同様の心持ちになる準備をしたことになるのだ。


幸福に活きている人は、心の内容が積極的

天風会に入会した諸君は、
三日目には、観念要素の更改法、積極観念の養成法、
四日目には神経反射の調節法、精神の使用法を教わってしまう。

私が十数年かかって、一生懸命研究したことを、簡単明瞭に
教わってしまうのだから、一様に皆、仲間の群を抜いて
秀でた人間になれるに決まっている。


宇宙エネルギーと結合

結び目が堅固になっているから、造物主のもつ幽玄微妙な叡智が、
積極的な心の中へスーッと、通ってくるのだ。

哲学的にいうと、
その生命が、宇宙エネルギーと結合してしまうのである。

宗教的にいうと、
無限の属性が、その生命に「アタッチ」したのだ。


病への悟り

「治る病ならば、ほうっておいても治るんだ!」
どんな名医が来ても治らない病は治らない。

病は忘れることによって治る。
病になろうと、不運になろうと心の態度は崩さぬことだ。

どうせ人間生まれた以上死ぬときが来れば死ぬのだ、
いくら、いやだといったって駄目。

自分の心の持ち方さえ積極的であれば、その心の中に
いただいた生命の力というものは逃げやしない。

消極的になったら、水を入れたオケに穴をあけたと
同じようになってしまう。





「病はほうっておいても、治る時は治る」
あの、流行り病も、そうなのかもしれません。





(参照文献 「運命を拓く 天風瞑想録」 中村天風)




ではでは



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