37 第八章 人生の羅針盤 その4

“運命を拓く 天風瞑想録” の学び

こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおか きよしです。

中村天風をご存知でしょうか。

名前ぐらいは聞いたことがあるでしょうか。
大谷翔平が愛読していることで有名かも知れません。

この方は、日本だけではなく、数多くの『人物』に、
大きな影響を与えた英傑と呼ばれています。

「運命を拓く」を学び、人生のあり方を一緒に考えて
みませんか。





運命を拓く 瞑想録
37 第八章 人生の羅針盤 その4


皆私が、気が狂ったと思った

私がこの仕事を最初にするとき、止めた人間が、
誰あろう、田中智学という日蓮宗のお坊さんだった。

「駄目だから、お止しなさい」といったが、
私はこう思った。

「人によいことを奨め、人を幸福にすることがなぜ
駄目なのか。ただ人を幸福にすれば良いのだ。
それが自分に出来ないはずがないんだ!」

私の気持ちを信じてくれたのは、母親と家内だけで
あった。

皆、私が気が狂ったと思った。

銀行の頭取をしていた人間が、急に草履履きに
なって、脚絆をつけて、焼きお結びを持って、
大道講演すれば精神異常者だと思ったかもしれない。


この世に生まれた生き甲斐

尊い因縁に恵まれて、こうして集ってきた以上、
自然の摂理に従い、ただ自分だけでなく、世の人々を
幸福にするために活きてこそ、この世の生き甲斐が
あるのだ。

改めて今日から、古い日値も心を入れ替えて
“信念の人”に成りなさい! 誦句を与える。


信念の誦句

信念、それは人生を動かす羅針盤のごとき尊いもので
ある。

したがって信念なき人生は、ちょうど長途の航海の
できないボロ船のようなものである。

かるがゆえに、私は真理に対してはいつも純真な
気持ちで信じよう。


今の人々は、この真理に対しても、純真な気持ちで
必ずしも信じてはいない。

だから八卦や、占いや、方角を見てもらったりと
いうふうになってしまうのだ。


否、信ずることに努力しよう。


というのは、信念を煥発しようということである。


もしも、疑うているような心持が、少しでも
あるならば、それは私の人生を汚そうとする悪魔が、
魔の手を延ばして、私の人生の土台石を盗もうとして
いるのだと、気をつけよう


どんどん、人生の土台石を盗もうとして来る悪魔を
手伝って、一緒に運び出すような間抜けなことは、
断じて、なすまいぞ!

さあ、ついて来なさい!





「信ずることに努力しよう」
はい、そうします。




(参照文献 「運命を拓く 天風瞑想録」 中村天風)



ではでは



Office Kiyoshi 山岡希吉(やまおかきよし)

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あなたの「吉」が、私の「希(ねがい)」 
あなたに、たくさんのいいことがやってきますように。