40 第九章 第一義的な活き方 その3

“運命を拓く 天風瞑想録” の学び

こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおか きよしです。

中村天風をご存知でしょうか。

名前ぐらいは聞いたことがあるでしょうか。
大谷翔平が愛読していることで有名かも知れません。

この方は、日本だけではなく、数多くの『人物』に、
大きな影響を与えた英傑と呼ばれています。

「運命を拓く」を学び、人生のあり方を一緒に考えて
みませんか。





運命を拓く 瞑想録
40 第九章 第一義的な活き方 その3


“いつわり”の感情

人がなんといおうと、「俺は幸福だ!」
憂いことがあったら、「ああ、楽しい!」

悲しいことがあったら、「ああ、嬉しい!」
こうして心を振り替えてみなさい。

そのように努力すると、本当の感情というものが
出るようになるのである。

あなた方の感情には、“いつわり” がある。
つまらないことに泣いたり、怒ったり、
心配したりする。

そうすると、本当に泣かねばならないとき、
本当に悲しまなければならないときに、
悲しまなくなってしまう。

修行を積み、本当の気持ちが出てくると、
感情をいつわらなくなってくる。

心のダニを追い払う

環境を呪い、運命を悲しむことは止めなさい。
生きていることを、ただありがたく感謝しなさい!

そして観念要素の更改を、念を入れて一所懸命
やって、心の中に巣食うダニを追っ払ってしまう
ことである。

そうすれば自然と、その事が、宇宙霊と結合する
努力をしているのと同じことになるのである。


報いを願うのは、さもしい気持ち

幸福になるため、ましな人生のために活きるなどと、
当て目拵(こしら)えては駄目だ。

英国に諺がある。
Emolument is not object to me.
“報酬は私の目的ではない“

金が出来るとか、幸せになるというのは
人間として当然のことである。


自然的活動能力

造物主の無限智と、人間の潜在意識との
冥合(めいごう)を重大に考えなければならない。

自分自身の心の中の思い方や考え方が、
よくも悪くも自分自身を作り上げるのだ。

「自然的活動能力」である。
これが絶対の宇宙真理である。

常に、感謝と歓喜とを心から失わないように
しよう。そうすると、自然に人生に光明が
ひらめいてくる。

感謝の世界に不満はなく、歓喜の世界に
悲哀はない。
真理はまことに、当然すぎるぐらい当然である。





「感謝と歓喜」
そして、私たちは、今日も生かされています。




(参照文献 「運命を拓く 天風瞑想録」 中村天風)




ではでは



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あなたの「吉」が、私の「希(ねがい)」 
あなたに、たくさんのいいことがやって
きますように。