42 第九章 第一義的な活き方 その5

“運命を拓く 天風瞑想録” の学び

こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおか きよしです。

中村天風をご存知でしょうか。

名前ぐらいは聞いたことがあるでしょうか。
大谷翔平が愛読していることで有名かも知れません。

この方は、日本だけではなく、数多くの『人物』に、
大きな影響を与えた英傑と呼ばれています。

「運命を拓く」を学び、人生のあり方を一緒に考えて
みませんか。





運命を拓く 瞑想録
42 第九章 第一義的な活き方 その5


私の欲しいのは・・・

「私のほしいのは、私と同様に、お前が健康も、
運命も、本当にどんな場合があっても、
楽しんで活きられるようななること。
ただそれだけだよ・・・」

今さら金が欲しいとか、地位が欲しいとか、
名誉が欲しい、とか思ったことはない。


自分の“座右名”にしなさい

あなた方も、心の中を本当に豊かにしなさい。

そして、豊かな心で人生を活きるという気持ちを
自分のものにしたときに初めて、本当の人間として
活きられるのである。

これを自分の“座右銘”にしなければいけない。


ロックフェラー三世の言葉

私は、ロックフェラー三世と、飯を食いながら
訊いた言葉が、忘れられない。

「あなたは、お邸はどこにあるのですか」
と私が尋ねたら、

「私は、屋敷は持ちません。
ニューヨークに大きなマンションを建てまして、
その一隅を私の部屋として三室使っています」
と答えた。

「そんな、狭いところでいいんですか」

「だって私は、手伝いの秘書と、メイドと
四人きりですから」

これが、アメリカ随一の金持ちだ。
だからあの人は、自分の仕事に、
何も、とらわれていない。

ただ自分の仕事を通じて、世界の人が
幸福になればいいんだ、という一念だけだ。


世界一の日本を造るんだ

私は次代を背負って立つ、青年諸君にいいたい。

日本が、思想的にも、アイディアの方面にも、
必ずや、世界をリードするだけの、権威が
出来ると私は確信する。

だから、青年諸君は、それを自分の“方針”として、
今後の人生を研ぎ上げることに努力しなさい。

ただ自分だけが良くなればいいんだ、
自分の仕事だけがよくなればいいんだという、
小さな慾望でなく、

“世界一の日本を造るんだ!” 
“そして、世界中すべて、日本の自覚した
民族のような、平和な気持ちにするんだ”
という、もっと、でっかい欲望を持ちなさい。





次回は、座右箴言(ざゆうしんげん)
という誦句の解説です。




(参照文献 「運命を拓く 天風瞑想録」 中村天風)




ではでは



Office Kiyoshi 山岡希吉(やまおかきよし)

SMILE方式であなただけのビジネス・ストーリーを
つくってみませんか。


ご相談はお気軽に!

soudan@office-kiyoshi.com



あなたの「吉」が、私の「希(ねがい)」 
あなたに、たくさんのいいことがやってきますように。