「紅はるか」はマーケティングの先生??
ここ数年のことだと思うんですが、スーパーマーケットの入り口にディスプレイされた焼き芋を見かけませんか? それも年がら年中売っているんです。
時々、軽トラで、「いーしやーき いもー」と移動販売していますが、結構いい値段しています。ところが、スーパーマーケットのものは200円を切っているところがあるのです。
それも、むちゃくちゃうまく、これまでの生涯のなかでも飛びぬけて「うまい」と感じるレベルなのです。
なんで、そんなうまい焼き芋をこんなに安い値段で提供しているのでしょう?
ちょっと考えてみました。
何かの本を読んだことを思い出したのですが、「甘いにおいは人を引き寄せ、購買意欲を高める」効果があるとのことです。
そういえば、家の近くのスーパーにも入口でクレープ屋さんがあり、甘い匂いを振りまいていたことを思い出しました。
焼き芋はコンビニでも売っているようですが、スーパーマーケットの焼き芋は、戦略的に集客のために行っているんじゃないかと考えています。
スーパーの経営者に聞いたわけではないですが、集客を目的にすれば、焼き芋に利益をのせて高額にする必要もないのではないかと、勝手に想像しています。
では、「甘いにおい」がない商品・サービスにはどうしたらいいのでしょう?
それは、商品・サービスを使った時の「甘い気分」、つまりベネフィットを伝えることに尽きるとおもいます。
その時には、やっぱり「コトバ」がキーになるのではないでしょうか?
これからも、一番いい方法を考えるために、玄米茶といっしょに「紅はるか」をほうばって、「ウマイ」と叫んでいきたいと思います。
それでは、また。