“感情” のフレームワーク 3 確立を捉えるときの落とし穴 ②「反転効果」


こんにちは。ご来訪ありがとうございます。

やまおかきよし です。


人間の活動の中で、ビジネスにはビジネス・フレームワークがありますが、“感情”にもフレームワークがあります。

あなたも “感情” について一緒に考えていきませんか?





3 損得の大きさの落とし穴 

人は行動する時、
 「得をするとき」と
 「損をするとき」で、
とりうる行動パターンが変わってしまう特徴があり、これを反転効果と呼ぶ。


占いの例

良い内容の場合

「その通りになる(なってほしい)」と考える。

その得を失うことを避けるために(損失回避するために)、不確実な選択肢を避け、「その得を確定しよう」という心理が働く。


悪い内容の場合

「たかが占い。外れることだってあるだろう」と考える。

その損自体を避けるために(損失回避するために)、できるだけ「その損を確定することを避けよう」という心理が働く。





ビジネスとの関わり

対処方法を知ることは、“直感のワナ”を味方に変える。

自分自身、社内のメンバーの思い込みを防ぎ、お客さん、関係する会社との関係の維持や実績を上げていくことに有意義であると考える。


占いと同じように、追いかけている案件がうまくいっている場合は、ポジティブな反応が続く。

案件を失った場合は、おそらく、「それほど重要な案件ではなかった」と思い、ネガティブな反応を避けようとする。

気持ちを切り替え、次に進むためには、この反転効果は精神的な安定を図るうえで、必要な反応かもしれない。





プロジェクトの結果が出た時に、反転効果を経験したことはありますか?




(参照文献 「人は勘定より感情で決める」柏木吉基)




ではでは



やまおか きよし

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