“感情” のフレームワーク 7 先送りの落とし穴 ③「選考の逆転」


こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおかきよしです。

人間の活動の中で、ビジネスにはビジネス・フレームワークがありますが、“感情”にもフレームワークがあります。

あなたも “感情” について一緒に考えていきませんか?





7 先送りの落とし穴
③「選考の逆転」

選考の逆転とは、
やろうとする予定において、時間が変わると選考する順番が変わってしまう現象のこと。

選考の逆転は、現在からの時間的遠さの違いによって、価値の上下関係が逆転してしまうことで起こる。


英会話の例

今年こそ、4月から始まる英会話の講座を1年続け、英会話の能力を向上させようと計画。
1月にタイマー付き機材を買い、英会話教材を1年分の申し込みを実施。

この時点の気持ちは、
「勉強を止める快楽」<「英会話力が身につく価値」

4月から勉強を開始、6月になると2か月間なんとかこなしてきたものの、面倒な勉強のためにこれまでの価値が逆転し、
「勉強を止める快楽」>「英会話力が身につく価値」となってしまう。

本来は英会話力のメリットは、勉強を始める前でも、始めた後でもその人にとっては同じであるはずのものが、実際に始まると「面倒なのはイヤ」という気持ちが持ち上がり、その価値が変わってしまうのである。





ビジネスとの関わり

対処方法を知ることは、“直感のワナ”を味方に変える。

自分自身、社内のメンバーの思い込みを防ぎ、お客さん、関係する会社との関係の維持や実績を上げていくことに有意義であると考えます。


「計画するは易し、実行は難し」


実際にやらないといけない職場での風土改革活動

・出勤時と退職時に、必ず周りの人に対して大きな声で挨拶する

・挨拶された人は、大きな声で挨拶を返す

・定時退社日には、管理職は率先して定時退社し、全員定時で退社する

・自分のゴミの分別収集を徹底する

・失敗したコピー用紙を集め、再利用を徹底する

など。


全員一致の合意を見たのにも関わらず、実際開始すると翌月には誰もやらなくなった。 
という話もある。





自分で数か月前に計画したことを、今月からちゃんと始められますか?





(参照文献 「人は勘定より感情で決める」柏木吉基)




ではでは



やまおか きよし
営業戦略を見つけるコピーライティング Office Kiyoshi



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