“感情” をビジネスに! ネガティブ編 その15 「無気力」
こんにちは。 やまおか きよし です。
人間の活動の中で、“感情” は “論理” を上回り、ビジネスにおいても大きな影響を与えるものと考えます。
これから順番に紹介していこうと思います。
あなたも “感情” について一緒に考えていきませんか?
ネガティブ編 その15 「無気力」
「無気力」とは、
気力や元気がないこと。進んで何かをしようとする気持ちが起きないこと。
良く混同されがちだが、「無気力」な状態と「やる気がない」状態は、全く別のもの。
対処方法も大きく異なる。
「無気力」のメカニズム
「無気力」と「やる気がない」は、全く意味が違う。
「無気力」は、
英語で言うと”No Energy”、つまり本来は身体が疲れ切っていたり、弱っていたりして、エネルギーが無い状態。
「やる気がない」は、
体力はあるのに、物事に取り組む意欲が沸かない状態である。
「無気力」をコントロールするには?
現代のサラリーマンは無気力な人が少なくない。やる気はあるが、身体がついていかない。
その原因は、睡眠不足や栄養不足である。身体と心にいいものを食べて、しっかり眠ることが、無気力を克服する一番の方法である。
やりたいことに対し、全力で取り組んだ結果、「気力」を使い果たしてしまったような場合も、ゆっくり静養する以外に、気力を回復する方法はないと考える。
一方、身体は動くが、「会社に行きたくない」、「やる気がおこらない」というのは、ゴールが間違っている状態である。本当はやりたくないことを無理やりやろうとするから、やる気が起こらなくなる。「やる気がない」状態を克服するのは、現在のゴールを見直し、本当にやりたいことを見つけることしかない。
ビジネスとの関わり
対処方法を知ることは、自分自身を守り、精神的安定に役立つ。
お客さん、関係する会社、自分の社内のメンバーとの関係維持に役立つ。
心身が疲れていてはビジネスを遂行することが難しいため、やはり美味しいものを食べ、睡眠を十分に取り、回復に努めることが必要である。
「やる気が起きない」状態を克服するには、論理的に解決できるものと、感情的に解決できるものがあるが、お客さんとの相性、社内の担当者との相性など、感情に根差している部分については、「ゴール」を見直し、相性のいい人とビジネスをしていくことが、その後の生産性につながるものと考える。
あなたが疲れている今の状態は「無気力」? それとも「やる気がない」でしょうか?
(参照文献 「感情」の解剖図鑑 認知科学者 苫米地英人)
ではでは
やまおか きよし
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