“感情” をビジネスに! ポジティブ編 P-11「期待」


こんにちは。 やまおか きよしです。


人間の活動の中で、“感情” は “論理” を上回り、ビジネスにおいても大きな影響を与えるものと考えます。

これから順番に紹介していこうと思います。

あなたも “感情” について一緒に考えていきませんか?





ポジティブ編 P-11 「期待」


「期待」とは、

未来のことを予期し、何かが実現することを望みつつ、待ち受けること。

あてにして、心待ちにすること。期待の度合いが大きいと、「気分が高揚する」、「心拍数が増える」などの身体的反応が起こることもある。





「期待」のメカニズム


いいことだらけの「期待」という感情


期待は、将来起こることであろう幸福な出来事を予測した時に生じる感情。

期待という感情は、いいことだらけ。期待しているとき、脳内にはドーパミンが分泌され、その後セロトニンも分泌される。だから、楽しく幸せな気分になることができる。





「期待」という感情と付き合っていくには?


過度の期待は、すればするほどいい


「外れてもラッキー」と思うことさえできれば、過度の期待はすればするほどいい。

適度な期待をするのは、「現状の外にゴールを設定する」のと同じであり、脳が活発に働く。

脳が働けば働くほどドーパミンやセロトニンが出て、より楽しく幸せな気分になれる。



期待することは、常に未来に希望を抱くこと


「現時点では、実現する可能性がゼロ」なことに期待するのも問題ない。

夢や期待を他人にとやかく言われる筋合いはない。

期待とは、常に未来に希望を抱くことであり、現状の外をみることでもある。



期待通りにいかなくても、「ラッキー」と考える


期待は、不確定な未来に対して抱くものなので、当たることも外れることもある。

注意しておかなければならないのは、「期待通りにいかなくても、がっかりしたり、怒ったりしてはいけない」ということである。

期待していたことが現時点で起きなくても、あきらめさえしなければ、またチャンスが巡ってくる可能性はある。

実は、期待通りにいかなないのはラッキーである。それだけ期待できる時間が増えるからである。





ビジネスとの関わり


対処方法を知ることは、自分自身を守り、精神的安定に役立つ。

お客さん、関係する会社、自分の社内のメンバーとの関係維持に役立つ。


今の世の中、メディアが発信するニュースをみても、SNSを見てもネガティブなニュースや情報が多い。一方、期待という感情は、脳内にドーパミンが分泌され、セロトニンも分泌されるので、いいことだらけである。

そうであれば、お客さんに期待し、ビジネスパートナーに期待し、社員に期待し、会社の商品やサービスに期待する間、それだけ期待できる時間が増え、幸せな気分になることができる。

目に見えることに期待することが、理にかなっているのではないだろうか。





あなたが一番期待していることは何でしょうか?






(参照文献 「感情」の解剖図鑑 認知科学者 苫米地英人)




ではでは



やまおか きよし

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