3-①-C 信頼残高をつくる六つの大切な預け入れ (1)相手を理解する
“7つの習慣” の学び直し
3 公的成功 ① 相互依存のパラダイム C 信頼残高をつくる六つの大切な預け入れ (1)相手を理解する
こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
やまおかきよしです。
「7つの習慣」を読んだことはありますか。
いろいろなところで取り上げられ、多くの人が解説していますが、私も過去に読んだキリでそれから何年も経ち、世の中の状況は変わっています。
変わらない真実と、また新たな発見があるかもしれないと思い、コヴィー博士のことばを自分なりにピックアップして、もう一度勉強していきたいと思います。
少しでも、ご参考になれば幸いです!
3 公的成功
① 相互依存のパラダイム
C 信頼残高をつくる六つの大切な預け入れ
(1) 相手を理解する
(1)相手を理解する
本当に人を理解しようとすることは、最も重要な預け入れの一つであり、すべての預け入れの鍵である。
まず相手を理解してからでなければ、その人にとって何が預け入れになるのかを知ることはできない。
<相手のことを大切に思うのであれば、相手にとって大切なことを、あなたも大切に思う必要があるのだ>
息子は野球ファン
友人の息子は、熱烈な野球ファンだった。しかし、父親である友人は、野球には全く興味がなかった。
ところがある夏のこと、6週間と言う時間をかけて、メジャーリーグの全チームの試合をひとつずつ見て回った。
帰ってきたとき、人から次のように訊かれ、そして答えた。
「君がそんなに野球が好きだったとは、知らなかったよ」
「いや、ちっとも好きじゃないさ。でも、それくらい息子のことが好きなんだ」
手仕事が好きな息子
また、大学の教授をしている友人がいる。彼は十代になる息子とひどく仲が悪かった。
彼は学術研究に明け暮れる生活を送っていたが、息子の方は、頭を使う勉強よりは、どちらかというと手で仕事をすることのほうが好きなタイプだった。
彼はいつも息子を「責めては後悔する」という悪循環を繰り返していた。
彼が、預け入れをしようとすればするほど、息子はそれを拒絶、比較、裁きとして受け取り、大きな引き出しとなった。彼は心をとても痛めていた。
ある日、私は彼に、「相手を大切に思うのであれば、相手にとって大切なことを、あなたも大切に思う必要がある」という原則を伝えた。
その言葉を心から真剣に受け止めた彼は、大変な労力と時間を要するという計画、それを息子ととりかかることにした。
彼は息子と一緒に肩を並べて、家の周りに万里の長城に似せた壁をつくり、1年半以上の時間をかけて完成させたのである。
お互いの関係における相違点が、逆に父と息子を強く結びつけ、喜びと満足をもたらすものになった。
理解してほしいのは相手も同じ
「人からされたいと思うことを、自ら人にしなさい」という黄金律がある。
自分が相手に理解して欲しいのと同じように、相手を一個人として深く理解し、その理解に基づいて相手に接するということだ。
「ひとりひとりの子供に対して、それぞれ違う接し方こそ、公平に接することになる」
という原則が、秘訣とのことです。
(参照文献 「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)
ではでは
あなたに、たくさんのいいことがやってきますように。
あなたの「吉」が、私の「希(ねがい)」
Office Kiyoshi 山岡希吉(やまおかきよし)
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