3-②-K Win-Winを考える5つの柱(3)合意 -イ
“7つの習慣” の学び直し
3 公的成功 ② 第四の法則 Win-Winを考える K Win-Winを考える5つの柱 (3)合意 ―イ
こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
やまおか きよしです。
「7つの習慣」を読んだことはあるでしょうか。
いろいろなところで取り上げられ、多くの人が解説していますが、私も過去に読んだキリでそれから何年も経ち、世の中の状況は変わっています。
変わらない真実と、また新たな発見があるかもしれないと思い、コヴィー博士のことばを自分なりにピックアップして、もう一度勉強していきたいと思います。
少しでも、ご参考になれば幸いです!
3 公的成功
② 第四の法則 Win-Winを考える
K Win-Winを考える5つの柱 (3)合意 ―イ
企業においてWin-Winを求めるとき
ある大手銀行のコンサルティング・プロジェクトのマネジメント研修を見直すように依頼された。
その研修内容は大卒新人の中から選抜した人間を、6か月かけて、2週間ずつ、商業金融、工業金融、マーケティング、総務などの各部署を回らせ、銀行業務全般の知識を習得させるというものであった。
6か月後、各支店の支店長代理として彼らは辞令を受けることになっていた。
不明瞭なシステム主導型研修
研修のコンサルティングを行うと、極めて不明瞭な点を見つけた。
結果よりも手段を重視し、研修終了時に、研修生は具体的にどういう能力を身につけていなければ分からなかったからだ。
生徒主導型研修
私は、違うパラダイムの「生徒主導型研修」を提案した。
研修についてWin-Winの実行協定をつくり、
「学習目標」
「ガイドライン」
「使える資源」
「責任に対する報告」
「履行・不履行の結果」
を明確にしたものであった。
トップ経営陣の抵抗
研修生たちは目標と評価基準に沿って、3週間半でそのコースを修了した。
しかし、経営陣は基準が満たされても「経験不足」と主張し、「何の苦労もせず昇進するのはだめだ」と反対した。
私は、さらに8つの目標と非常に厳しい評価基準を提案した。
しかし、生徒主導型パラダイムはそのまま継続するように進言した。
ようやく経営陣は、その基準さえ満たせば、研修生たちを支店長代理に昇進させてもいいと納得した。
研修生たちの驚異的なモチベーション
研修生たちは、信じられないほどの勢いでその目標に取り組んだ。
ある研究生は、一部門に費やす時間を2週間から半日にまで縮小させることができた。
研修生たちは互いに協力し合い、追加目標を1週間で達成し、6か月のプログラムは5週間に短縮され、成果そのものが大幅に改善された。
「Win-Winの環境の中で、責任感のある主体的な人が作業に取り組めば、組織の業績や生活の質に、驚くほどの向上が表われてくるにくるに違いない」
とのことです。
(参照文献 「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)
ではでは
Office Kiyoshi 山岡希吉(やまおかきよし)
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あなたに、たくさんのいいことがやってきますように。
あなたの「吉」が、私の「希(ねがい)」