3-③-I 理解することがWin-Winの扉を開く
“7つの習慣” の学び直し
3 公的成功 ③ 第五の法則 理解してから理解される I 理解することがWin-Winの扉を開く
こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
やまおか きよしです。
「7つの習慣」を読んだことはあるでしょうか。
いろいろなところで取り上げられ、多くの人が解説していますが、私も過去に読んだキリでそれから何年も経ち、世の中の状況は変わっています。
変わらない真実と、また新たな発見があるかもしれないと思い、コヴィー博士のことばを自分なりにピックアップして、もう一度勉強していきたいと思います。
少しでも、ご参考になれば幸いです!
3 公的成功
③ 第五の法則 理解してから理解される
I 理解することがWin-Winの扉を開く
人それぞれパラダイムは異なる
人の言葉を深く聴くようになればなるほど、人と人との間には、ものの見方に大きな違いがあることに気が付くだろう。この相違は、相互依存状態に大きな影響を及ぼすものだ。
あなたが若い女性を見ているのに対し、こちらは老婆を見ている。
あなたは妻中心の眼鏡で世界を見ているのに対し、私は経済中心、お金中心の眼鏡で見ている。
あなたは、ビジュアルで、直感的、全体的な右脳のパラダイムで問題に取り組み、
私は左脳に集中して、体形立てて考え、分析し、論理的に物事を処理しようとしている。
ものの見方は人によって大きく異なるにもかかわらず、私たちは自分のパラダイムのみを「真実」だと思い込み、他の人の人格や精神状態を疑問視してしまいがちである。
Win-Winの解決策は、「理解してから理解される」
人は、このように様々な相違点があるにもかかわらず、一緒に何かを成し遂げようとする。
結婚において、会社において、地域社会において、資源を管理し結果を達成しようとしている。
直面する課題を処理し、協力し、Win-Winの解決策を打ち出すためにはどうすればいいのか。
その答えは、第五の習慣「理解してから理解される」にある。
原則の立証 ある小さな会社と大手銀行との契約交渉
銀行側は、弁護士、交渉の専門家、二人の支社長と8人のチームを形成して、
自分たちの主張を押し通そうとしていました。
一方、私たちの会社はWin-WinまたはNo Dealを求めることにして、
サービス水準を引き上げながらコストを削減しようとしていました。
うちの社長は交渉の場に就くと、銀行側に次のように言いました。
「まずは、そちらで思っているような契約書を書いてみてほしい。
そこから、当社があなたがたのニーズや欲求を十分に理解しているかどうかを確認させてほしい。
そのニーズや欲求に対してこちらの答えを申し上げたうえで、価格についての話をはじめたい」と。
この社長の言葉に、銀行の交渉メンバーは逆に圧倒されてしまいました。
銀行側からその契約書を示されると、社長は、「まずあなた方の望んでいることを、
こちらが理解しているかどうかを確認しましょう」と言ったんです。
お互いに話し合い、コメントを加えるなどして、彼らの立場を徹底的に理解してから、
今度はこちらの立場を説明し始めました。彼らは耳を傾けてくれました。
お互いに戦う必要がなく、相乗効果を求める豊かな環境に変わっていったんです。
こちらの説明が終了した時、銀行側はこう言いました。
「御社と取引したい。価格を教えてくだされば、契約書に調印します」と。
Win-Winに至るまでの、諸問題の解決策は、「理解してから理解される」
胸に刻みたいと思います。
(参照文献 「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)
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