3-④-D ビジネスにおける相乗効果
“7つの習慣” の学び直し
3 公的成功 ④ 第六の習慣 相乗効果を発揮する D ビジネスにおける相乗効果
こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
やまおか きよしです。
「7つの習慣」を読んだことはあるでしょうか。
いろいろなところで取り上げられ、多くの人が解説していますが、
私も過去に読んだキリでそれから何年も経ち、世の中の状況は変わっています。
変わらない真実と、また新たな発見があるかもしれないと思い、
コヴィー博士のことばを自分なりにピックアップして、もう一度勉強していきたいと思います。
少しでも、ご参考になれば幸いです!
3 公的成功
④ 第六の習慣 相乗効果を発揮する
D ビジネスにおける相乗効果
ミッション・ステートメントをつくる
私は、何年か前に同僚たちと会社のミッション・ステートを作る作業に参加して、
特別に深い相乗効果を体験した。
最初は皆、非常に慎重で月並みなコミュニケーションだった。
参加するメンバーは、会社の将来を話し合ううちに、
本当の気持ちでお互いに感情移入をするようになり、勇気、尊敬、理解を示し、
創造的で相乗効果的なコミュニケーションをするようになった。
誰もが、その雰囲気を肌で感じ取り、活き活きとした話し合いが展開されるようになった。
そのプロセスを通じて、共有化できるビジョンを言葉で表現する作業を行った。
できあがった会社のミッション・ステートメントは次のようなものになった。
「われわれのミッションは、人や組織が、原則中心のリーダーシップを理解し、それを実行し、
ふさわしい目的を達成する能力を、有意義に高めていくことをエンパワーすることである。」
高い相乗効果が誕生した、年次計画会議
ある大手保険会社の年次計画会議で、推進役を依頼されたときのことであった。
これまでの会議では、毎年、お互い気を使いすぎるか、
防衛的なWin-Loseの戦いに発展してしまうような、
非常にありきたりで実りの無い、つまらない会議となってしまっていたということである。
そこで私は準備委員会に相乗効果の威力について説明したところ、
その可能性の素晴らしさが理解され、様々な不安を抱えていたとしても
相乗効果を求める方法で会議を進めていきましょうと合意した。
優先順位の高い課題について、各役員には「報告書」を匿名で提出してもらい、
いろんな観点から出てきた意見を、事前に十分理解しておくようお願いした。
会議には、「提案より聴く」態度で、
防衛的にやるより、創造的な相乗効果を発揮するようにと伝えた。
最初の半日を、第四、第五、第六の習慣の原則とスキルを教えることに費やし、
残りの時間を創造的な相乗効果を発揮することに投入した。
開放された創造的なエネルギーには、目を見張るものがあった。
全員が影響し合い、会社が直面する重要課題について様々な新しい案をつくり出した。
以前から検討していた報告書に出ていた提案は、すべて無用になった。
それぞれの相違点を尊重した、新しい共通の自ビジョンが形成されはじめたのであった。
東洋での表現
人は、一度でも本当のシナジーを経験してしまうと、二度と前の状態に戻ることはできない。
再現は難しいが、全く新しい創造的な経験をつくり出すことはできる。
東洋では、
「師を真似ることを求めず、師の求めたものを求める」という表現がある。
過去の創造的かつ相乗効果的な経験を真似ることはできないが、それとは異なる、
より高度な目的を達成するための新しい経験を求めることはできるのである。
事前の「匿名」の報告書に目を通し、理解しておくこと、
というのは非常に新しい会議のやり方なのかも知れません。
(参照文献 「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)
ではでは
Office Kiyoshi 山岡希吉(やまおかきよし)
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あなたに、たくさんのいいことがやってきますように。
あなたの「吉」が、私の「希(ねがい)」