3-④-F 第3の案を探し出す
“7つの習慣” の学び直し
3 公的成功 ④ 第六の習慣 相乗効果を発揮する F 第3の案を探し出す
こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
やまおか きよしです。
「7つの習慣」を読んだことはあるでしょうか。
いろいろなところで取り上げられ、多くの人が解説していますが、
私も過去に読んだキリでそれから何年も経ち、世の中の状況は変わっています。
変わらない真実と、また新たな発見があるかもしれないと思い、
コヴィー博士のことばを自分なりにピックアップして、もう一度勉強していきたいと思います。
少しでも、ご参考になれば幸いです!
3 公的成功
④ 第六の習慣 相乗効果を発揮する
F 第3の案を探し出す
家族旅行VS母親のお見舞い
コミュニケーションのレベルが相互依存の効果性にどういう影響を与えるか、
次の状況を想像してみて欲しい。
休暇の時期が近付いている、ある男性が、家族とキャンプと釣りを楽しもうと思っているとしよう。
1年がかりの計画で、ボートのレンタルを手配済みである。
子供たちも心待ちにしている。
ところが、妻はこの休暇を利用して、年老いた母親を見舞いたいと考えている。
頻繁にいけない彼女にとってこれは大切なことである。
この相違点は、大喧嘩の原因ともなり得るだろう。
「母の方が釣りより大事だわ」
「亭主と子供の方が、母親よりも大事だ」
このような言い争いを続け、やがては妥協にいたるかもしれない。
しかし、どういう妥協案に合意しようと、それは何年にもわたって、相手の無神経さ、
判断力のなさ、愛情のなさを裏付ける証拠に使われることになるかもしれない。
第三案
相互依存の習慣を身につけていれば、全く違うパラダイムでこの相違点を取り扱うことができる。
結婚生活において、感情移入しながら相手の話を聴き、まず理解しようとすれば、
価値観の相違や相手の不安などを総合的に把握することができ、
双方が同じ理解を持つことができる。
話し合うことによって、夫は、妻が母親と一緒にいたいと思っている気持ちや、
その世話をまかせっきりにしている姉の重荷を少しでも軽くしたいという秘めた思いを、
深く感じることができるだろう。
妻も、夫がキャンプに行くために様々な計画を立て、準備してきたことも知っているし、
家族と一緒にいい思い出をつくる大切さも感じている。
そこで、お互いの望みを一緒にするのだ。
お互いのニーズを理解し、そのニーズを満たす第三案を一緒に探すのである。
「お母さんを見舞うのに別の機会がつくれないかな。
週明けだけちょっと人を頼めば君も出かけられるんじゃないかな。
大事な問題だってことは、僕にもよくわかっているから」
「お母さんの家に近い場所で、キャンプや釣りができるかもしれない。
計画していたところほどは良くなくても、子供たちもイライラしなくても済む。
君の親戚と一緒に楽しむことだってできるかもしれないよ。」
満足できるまで話し合いを続ける
相乗効果を発揮するためには、双方が満足できる解決策を見つけるまで、話し合いを続ける。
その結果、各自が最初に提案した解決策よりも優れた案が生まれる。
双方の欲しい結果を得るというこのプロセスを通じて、お互いの関係を強め、
PとPCの両方を気付く相乗効果的な解決となる。
夫と妻は、全く違うパラダイムに生きているのだという前提で、
心の底から相手のことを理解しようとする気持ちに加え、お互いの忍耐力も必要だと思います。
(参照文献 「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)
ではでは
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あなたの「吉」が、私の「希(ねがい)」