“感情” をビジネスに! ポジティブ編 P-2「楽しさ」
こんにちは。 やまおか きよしです。
人間の活動の中で、“感情” は “論理” を上回り、ビジネスにおいても大きな影響を与えるものと考えます。
これから順番に紹介していこうと思います。
あなたも “感情” について一緒に考えていきませんか?
ポジティブ編 P-2 「楽しさ」
「楽しさ」とは、
心が満ち足りてうきうきし、ゆかいで明るい気持ち。「喜び」と同様、楽しさの度合いによっては、「笑いがこみあげる」、「意欲や行動力、運動力が向上する」、「動悸がはげしくなる」、「涙が出る」などの身体的反応が起こることもある。
「楽しさ」のメカニズム
楽しさを感じるとき、人はトランス状態に入っている
楽しさを感じるとき、人の脳内にはドーパミンが流れてニューロンが活性化され、変形意識状態に入っている。
変性意識状態とは、いわゆるトランス状態のことであり、感じたこと、考えたことなどに対し、物理空間以上の臨場感を覚えるようになる。
楽しさをかんじているときは、「悲しい」、「苦しい」、「痛い」など、ネガティブな感情を引き出す脳の部位が抑制され、ポジティブな感情が強化される。
「何に楽しさを感じるか」は、人によって違う
ネガティブな感情の多くは、「自分自身や種を守る」といった本能に基づいている。
しかし、楽しさは、自己催眠によって生み出される感情であり、楽しさを引き起こす要因は、その人自身や周囲の価値観に作用される。
そのため、「何に楽しさを感じるか」は人によって異なる。時間の経過により、「楽しい」と思っていたことがそれほど楽しく感じられなくなるなど、変化しやすい傾向がある。
「楽しさ」と付き合っていくには?
あっという間に過ぎる、楽しい時間
お酒を飲んだ時には、アルコールがより多くのドーパミンを分泌させ、変性状態に入るが、
脳が冷静な分析や判断ができない状態になっているが、翌朝には酔いが冷め、冷静になる。
人間以外の動物には、楽しさという感情はない
楽しさという、幻の感情に基づいた人間の行動は、長く続けることができない。
面白そうと思って、トレーニング器具を買っても、すぐに飽きてしまうのは、前頭前野の働きによる。
楽しさは、人類にとって必要な感情
何らかの行為に楽しさを感じ、ドーパミンが分泌されると、人はその行為に没頭する。
そのおかげで、科学や技術、文化が発展してきた。
洗脳されやすいので注意
楽しさを感じているとき、人は変性意識状態に入っており、暗示にかかりやすくなっている。
そのため、宗教やマルチ商法に利用されやすい側面がある。
パーティや集会などで楽しさを感じているときは、洗脳される機危険性も高いので注意が必要である。
ビジネスとの関わり
対処方法を知ることは、自分自身を守り、精神的安定に役立つ。
お客さん、関係する会社、自分の社内のメンバーとの関係維持に役立つ。
楽しいと思えることこそが、正しいゴール
楽しいことをやっていると、ドーパミンが放出され、その行為に没頭することができる。
そのため、ゴールも達成しやすくなる。
楽しさによって、自分が目指しているゴールの正しさを図ることが可能である。
あなたに最近訪れた、想定外の喜びはなんでしょうか?
(参照文献 「感情」の解剖図鑑 認知科学者 苫米地英人)
ではでは
やまおか きよし
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