“感情” をビジネスに! ポジティブ編 P-1「喜び」



こんにちは。 やまおか きよしです。


人間の活動の中で、“感情” は “論理” を上回り、ビジネスにおいても大きな影響を与えるものと考えます。

これから順番に紹介していこうと思います。

あなたも “感情” について一緒に考えていきませんか?


長いトンネルを抜け、今日からはポジティブ編です。




ポジティブ編 P-1 「喜び」


「喜び」とは、

良いことが起こり、嬉しく思う気持ち。心が高揚し、喜びの度合いによっては、「笑いがこみあげる」、「意欲や行動力、運動力が向上する」、「動悸が激しくなる」、「涙が出る」などの身体的反応が起こることもある。




「喜び」のメカニズム


喜びは、何らかの欲求が満たされたときに生じる


欲求が満たされると、その刺激が脳に伝わり、ドーパミンやエンドルフィンが放出される。

それによって中枢神経が興奮し、喜びや嬉しさといった感情が生まれる。

そして、人は「自分はいま、喜んでいる」と感じる頃には、すでに幸福感や満足感を作り出すセロトニンが分泌されている。



喜びは、社会的行為の結果として生まれるもの


喜びの度合いは、欲求の満たされ方が大きければ大きいほど、意外性があればあるほど高まる。

誕生日などをサプライズで祝うのも、相手の喜びを大きくするための演出である。




「喜び」とうまくつき合うには?


想定外の喜びには、注意が必要


仕事上で成果をあげるために、法に反していたり、違法スレスレだったり、誰かの犠牲の上に立っていたりすることがある。あるいは、不倫や浮気の恋は、配偶者やパートナーとの安定からは得られないような、大きな喜びをもたらすかもしれない。

ドラッグをやったりすると、ものを食べる、性行為をするなど、普通に欲求を満たすときとは比べ物にならないほど、大量のドーパミンが分泌され、人は大きな喜びを感じる。

このような想定外の喜びには社会的ルールに反しており、何かのリスクがつきまとう。

くれぐれも、自制という注意が必要である。



喜びをうまく利用して、遠くのゴールを達成する


喜びの感情をうまく使うためには、一つのゴールを達成するために、更に高いゴールを設定しておく必要がある。

常に小さなゴールを達成し、喜びを感じながら、すぐには達成できない大きなゴールに向かって行動し続けることが、もっとも理想的な形である。




ビジネスとの関わり


対処方法を知ることは、自分自身を守り、精神的安定に役立つ。

お客さん、関係する会社、自分の社内のメンバーとの関係維持に役立つ。


一部の社員が目標達成と称して、今だけ、一瞬の「喜び」を実現するために、違法ビジネスに手を出すと、企業の存続にかかわるようになる。

昨今、違法ビジネス、不倫やドラッグなどの問題は、簡単にネットに拡散する。

リスク管理が最重要課題といっても過言ではないほど、ビジネスにおいて、ますますコンプライアンスが厳しくなっている。

大きな目標を掲げ、小さなゴールを達成し続け、自らの大きな成功を目指すという

正攻法で「喜び」を見出すことが、長い目で見て最適であると考える。





あなたに最近訪れた、想定外の喜びはなんでしょうか?





(参照文献 「感情」の解剖図鑑 認知科学者 苫米地英人)




ではでは



やまおか きよし

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