3-②-G 人間関係の六つのパラダイム (6)Win-WinまたはNo Deal(取引しない)
“7つの習慣” の学び直し
3 公的成功 ② 第四の法則 Win-Winを考える G 人間関係の六つのパラダイム (6)Win-WinまたはNo Deal(取引きしない)
こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
やまおかきよしです。
「7つの習慣」を読んだことはあるでしょうか。
いろいろなところで取り上げられ、多くの人が解説していますが、私も過去に読んだキリでそれから何年も経ち、世の中の状況は変わっています。
変わらない真実と、また新たな発見があるかもしれないと思い、コヴィー博士のことばを自分なりにピックアップして、もう一度勉強していきたいと思います。
少しでも、ご参考になれば幸いです!
3 公的成功
② 第四の法則 Win-Winを考える
G 人間関係の六つのパラダイム (6)Win-WinまたはNO Deal(取引しない)
No Deal
No Dealとは、簡単に言ってしまえば、双方が納得する案をみつけることができないときは、
「合意しないことに合意する」ということである。
取引しないという選択肢を持っていれば、正直に次のように言うことができる。
「Win-Win以外は、したくないんです。私も勝って、あなたにも勝って欲しい。
十分に話し合い、そして、最終的にWin-Winになるような案が出なければ、
合意ないことに合意しましょう。
そうすれば、今後またお互いに協力する接点があるかもしれませんから」
あるソフトウェア会社の社長の話
「当社は、新しいソフトを開発して、それを5年契約である銀行に売りました。
契約書の調印から1か月ほどたった頃、頭取の交代があったんです。」
「新しい頭取は私のところに来てこう言いました。
『今回のソフトウェアの変更を進めていく自信がない。社内で大きな問題になっている。
私はポストについたばかりで無理には進められない』と」
「当社のほうはというと、財政的に困難な状況に直面していました。
しかし、Win-WinまたはNo Dealの原則の価値を私は信じていました」
「私は頭取に次のようにように言いました
『契約はありますし、貴行は、当社の商品とサービスを買っているのです。
しかし、この件について納得していないということも理解しています。』」
「ですから、こうしましょう。契約を取り消し、頭金も返しましょう。
そして、もし今後ソフトが必要になるようなことがぜひお声をかけてください」
彼は、さらに話し続けた。
「私は、8万ドルの契約を捨てたんです。金銭的な自殺をするようでした。
しかし、正しい原則であれば長期においては報われる、と信じていました。」
そして、
「3か月後、その新しい頭取から電話がかかってきたんです。
コンピュータ・システムの更新をするので御社と取引したい、と。
私は24万ドルの契約書にサインしました。」
最も現実的なアプローチ
Win-WinまたはNo Dealは、商取引やその他の関係が始まる時点において、
最も現実的なアプローチである。
多くの場合、Win-WinまたはNo Dealの態度で交渉に入ることが可能であり、
それによりお互いが防衛的になることもなく、大きな自由を手にいれることができるのだ。
私の経験からすると、同族会社や友達同士で会社を設立するときは、
いつかNo Dealになるかもしれないということを認識して、
前もって準備しておくことが賢明と感じている。
はじめてこのNo Dealと言う手法があるのを知った時、驚きでした。
今では、Win-WinまたはNo Dealのパラダイムが一番好きです。
(参照文献 「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)
ではでは
Office Kiyoshi 山岡希吉(やまおかきよし)
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