ベテランパワーがさく裂! M1グランプリ2021
年末行事となっているM1グランプリ、今年も堪能しましたね。
それにしても、毎年レベル上がってるなー。
一番驚いたのは、敗者復活戦から決勝に臨んだハライチ。
ハライチと言えばテレビの露出も多く、すでにベテランの風格があるが、やっぱりM1の頂点を目指したいという思いが強かったのだろうか、結成15年以内というルールの中で最後の年に挑戦し、見事に決勝進出。
ハライチのプライドをかけて練りに練ったネタだったのだろう、これまで見たこともない岩井の「大暴れ」が見ものだった。
一方、錦鯉の優勝もスゴイ。
錦鯉は2020年にもM1で決勝に残り、しょっちゅうテレビで見かけるようになり、この1年売れてきたなーと思っていたのだが、2年連続での決勝戦進出。
決選では役所広司の映画のタイトルからとったのでしょう、長谷川が最後に「ライフイズ、ビューティフル」とつぶやいていていたと思っていたら、本当に50歳で若手を押しのけて優勝をかっさらってしまった。このパワーは一体どこから来るんだろう?
この二組は今売れていることに関係なく、純粋に一番を目指した情熱を失っていない。これは共通してスゴイことではないだろうか。
間違いなく、それが客席の心を動かし、審査員の心を動かしたのだと思う。
M1グランプリは一つのテレビの番組にすぎませんが、この番組を見たのは偶然ではない気がします。遠くにゴールを設定しそこを目指して「ガンバリなさい!」という応援メッセージのような気がするのです。
うかうかしていられませんね。
生きている間には、まだまだやるべきことが山ほどあります。
自分にとっては、先週見つけた「コトバで吉を呼ぶぞ・きよし」にも繋がっているような気がしています。
それでは、また、良い一日を!