“感情” のフレームワーク 2 損得の大きさの落とし穴 ③「感応度逓減性」


こんにちは。やまおかきよし です。


人間の活動の中で、ビジネスにはビジネス・フレームワークがありますが、“感情”にも

フレームワークがあります。

あなたも “感情” について一緒に考えていきませんか?





2 損得の大きさの落とし穴
③「感応度逓減性」


同じ台数が売れたのに喜びが変わる

セールスマンが、車が全く売れない時に、今回3台売れたというケース
同じセールスマンが、100台の大口受注が売れた後に、3台追加で売れたケース

売れた台数が同じ3台であるのにかかわらず、その心理が異なる。
100台売れた後の3台の嬉しさは、0台からの嬉しさよりも増分は少ない。

プラス・マイナスに関わらず、その絶対値が大きくなるほど価値の感じ方がゆるやかになることを感応度逓減性と呼ぶ。





ビジネスとの関わり


対処方法を知ることは、“直感のワナ”を味方に変える。

自分自身、社内のメンバーの思い込みを防ぎ、お客さん、関係する会社との関係の維持や実績を上げていくことに有意義であると考える。

うまくいっているときには、追加分のありがたみがゆるやかになりがちである。
お客さんを相手にしている場合は十分に気をつけなければいけない。

感応度が逓減し、外への対応が雑になると、一人一人お客さんはよく見ているので、
「自分が大切にされていない」と感じると、離れていってしまうのではないだろうか。

うまくいっているときほど、謙虚になり、一人一人のお客さんに丁寧な対応をしていくことが、長期的な発展につながると思われる。





あなたは毎回、売れた時の喜びを感じていますか?




(参照文献 「人は勘定より感情で決める」柏木吉基)



ではでは



やまおか きよし

営業戦略を見つけるコピーライティング Office Kiyoshi



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