2-①-I 影響の輪を広げる


“7つの習慣” の学び直し 
2 私的成功 1 第一の習慣 主体性を発揮する I 自己責任の原則 影響の輪を広げる


こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおかきよしです。


「7つの習慣」を読んだことはありますか。

いろいろなところで取り上げられ、多くの人が解説していますが、私も過去に読んだキリでそれから何年も経ち、世の中の状況は変わっています。

変わらない真実と、また新たな発見があるかもしれないと思い、コヴィー博士のことばを自分なりにピックアップして、もう一度勉強していきたいと思います。

もしもよろしければ、一緒に楽しみながら、学び直しましょう!





2 私的成功 
1 第一の習慣 主体性を発揮する 
I 自己責任の原則 影響の輪を広げる


強引な性格の社長の物語


社長 
その社長は業界動向を予測する能力が高かった。彼には天才的な能力、知力、想像力があった。
しかし、部下をまるで判断力のない使い走りのように扱っていた。
従業員に対する口調も「これをしろ、あれをしろ、あれを取ってこい、俺が全部決めるから」という調子だった。


幹部 
その結果、周りの経営幹部全員を敵に回すはめになった。幹部は廊下に集まると、陰口を言うようになった。
社長の弱点や欠点をあげつらい、自分たちの責任を回避していた。


主体的な人物
しかし、そうした経営幹部の中で、ひとりだけ主体的な人物がいた。
彼は感情ではなく価値観に基づいて行動していた。
彼は社長の弱点は認識してはいたが、それを批判するのではなく、それを補うようにした。

彼も使い走りにされていたが、自分の影響の輪に集中した。
社長の考えを理解し、報告を上げるときは社長のニーズに合った分析とその分析に基づく提案を提出するようにした。


社長
ある日、社長が次のように私(コヴィー)に言い出した。
「先生、この人物はすごいですよ。要求した情報を出すだけでなく、他の情報も提供してくれる。
一番心配している事柄の分析も行い、提案をまとめてくれる。彼の担当部署については何も心配しなくていい。」

次の会議で他の経営幹部に対する口調は、「あれやれ、これやれ」といういつもの調子であった。
しかし、この人物に対してだけは「君の意見はどうだね」という言い方に変わっていた。


幹部
社長のこの言葉が、会社の中にかなりの騒ぎを引き起こした。
反応的な経営幹部たちは、また廊下に集まると、今度はこの主体的な人物の悪口を言い始めた。


主体的な人物
この人物は彼らに対しても主体的だった。
彼の影響の輪が広がり始め、この人物の賛成と参加を得なければ、社長も含めて誰も重要な決定を下せないほどに、彼の影響の輪が拡大した。


しかし、社長はこのことを脅威に感じる必要はなかった。
なぜなら、この人物の強みは社長の弱点を補うものだったからである。


主体性という言葉を聞くと、それは押しつけがましく、強引で、わがままで、無神経になることだと考える人もいるが、全く違う。賢くなることなのだ。

価値観に基づいて行動し、現実を正しく認識し、現実を正しく認識し、その中で他人の気持ちや周りの状況を理解することなのである。





反応的な態度でなく、「自分に何ができるか?」と考え、主体的に行動していくことで、影響の輪が広がっていくようです。





(参照文献 「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)



ではでは


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