“感情” をビジネスに! ネガティブ編 その5 「後悔」



こんにちは。 やまおか きよし です。


人間の活動の中で、“感情” は “論理” を上回り、ビジネスにおいても大きな影響を与えるものと考えます。

これから順番に紹介していこうと思います。

あなたも “感情” について一緒に考えていきませんか?



ネガティブ編 その5 「後悔」


「後悔」とは、

後になって、自分がしたことやしなかったことを悔やむこと。

後悔の感情を持ち続けていると、判断やパフォーマンスに悪い影響を与えてしまうこともある。




「後悔」のメカニズム


後悔は、「あのとき、別の行動をとっていたら、今とは違う結果になっていたかも知れない」というように、過去の選択によっては、現実になっていたかもしれない可能性のある世界を想定している。それと現実とを比較し、「可能世界の方が良かった」と感じることによって生まれる。

「後悔する」とは、実は人類が進化した結果である。このことは、時空を超えた推論をするという高度に発達した前頭前野の働きが不可欠となるからである。




「後悔」をコントロールするには?


「後悔」を完全にコントロールすることは難しいが、対処して生きていく方法はある。


1.現実世界に良い評価を下す

人はたいてい、良さそうな方を選んできているので、その選択を繰り返した末にたどり着いた、(つまり今が)最高の結果であると考える。


2.やりたいことをやり続ける

常に、「こうしたい」という自分の気持ちにしたがって選択をしていれば、後悔しない。

たとえ期待通りの結果が得られなかったとしても「やりたいことができたからいい」、「あの時には、こちらを選びたかったから、これでいい」と思えるからである。


3.未来の選択に時間をかける

過去の選択に時間をかけるのではなく、未来の可能性を想像し、その中からどれを選んだら良いかをじっくり吟味することが建設的な考えである。

その上で、本気でベストだと思えるものを選んでいけば、結果に対して後悔することはない。




ビジネスとの関わり


対処方法を知ることは、自分自身を守り、精神的安定に役立つ。

お客さん、関係する会社、自分の社内のメンバーとの関係維持に役立つ。

お客さんの「不安」に対し、いかに商品・サービスが「不安」を取り除くことができるのか、その方法を具体的に説明していくと良いのではないか。





あなたが今も無くせない「後悔」は何でしょうか?





(参照文献 「感情」の解剖図鑑 認知科学者 苫米地英人)




ではでは



やまおか きよし

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