3-①-K 愛の法則と人生の法則 ―ウ


“7つの習慣” の学び直し 
3 公的成功 ① 相互依存のパラダイム K 愛の法則と人生の法則 ―ウ


こんにちは。ご来訪ありがとうございます。 
やまおかきよしです。


「7つの習慣」を読んだことはありますか。

いろいろなところで取り上げられ、多くの人が解説していますが、私も過去に読んだキリでそれから何年も経ち、世の中の状況は変わっています。

変わらない真実と、また新たな発見があるかもしれないと思い、コヴィー博士のことばを自分なりにピックアップして、もう一度勉強していきたいと思います。

少しでも、ご参考になれば幸いです!





3  公的成功 
① 相互依存のパラダイム 
K   愛の法則と人生の法則 ―ウ


「愛の法則」のお話

人が反抗的になるのは、頭の問題ではなく、心の問題である。
そして心の問題を解く鍵は、信頼残高の預け入れをすることであり、相手に無条件の愛を示すことである。


友人と息子の対立

私のある友人は、自分の息子がその大学に入学できるように何年にもわたって計画を立て、貯金もし、頑張ってきた。
ところが、入試の時期に至って、息子は受験することを拒んだ。

父親である友人の友人は三代にわたって、彼が学部長を務める大学を卒業していた。
父親は、息子に説得したり、口を酸っぱくして言い聞かせたり、嘆願した。
最後には考えを改めてくれることを期待しながら、息子の話に耳を傾け理解しようとしたこともあった。


条件付きの愛への反発

息子が感じ取ったのは、ひとりの人間としての価値よりも、その大学に行くことへの価値という「条件付きの愛」であった。
彼はそれを脅威に感じ、反発し、自分のアイデンティティーを守ろうとした。
父親の態度を理由に、その大学を受験しないという決意を強めそれを正当化したのだった。


父親の反省と無条件の愛

父親は自分の態度を深く反省し、息子が生まれた時からそのための計画を立て、貯金もしていたが、条件付きの愛を捨てることを決意した。
彼と妻は、これまでの二人の脚本を書き直す難しいプロセスを始めた。
そして、息子がどう選択しようとも、彼に対する愛には何ら変わりがないと、正直に言える段階に至ったとき、息子に話した。


弁護がいらなくなった息子

息子は当初、あまりその話に反応を示さなかった。1週間後、息子はやはりその大学には行かないと宣言した。
両親は心の用意ができていたので、無条件の愛を示し続け、生活は普段通り続いた。

その後しばらくして、息子は、自分の立場を弁護する必要がなくなり、自分自身の心の中をじっくり見つめ始めた。
すると彼の中に、その大学で勉強したいという気持ちが出てきた、彼はその旨を父親に話したのだった。

息子の結論を受け止めた父親は喜んだ。

しかし、父親はまたここで無条件の愛を示し、過剰反応することはなかった。
なぜなら本当に無条件の愛を学んでいたからである。





次回は「人生の基礎的な法則」の事例のお話をしていきます。





(参照文献 「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー)




ではでは


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